東京都の八丈島で、MaaSの実証実験が2019年10月28日〜11月12日にかけて実施される。今回の実証実験は、東京都の事業である「自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト」の一環だ。
実証実験は、東日本電信電話株式会社 (本社:東京都新宿区/代表取締役社長:井上福造)=NTT東日本=の東京事業部と株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区/代表取締役社長:本間 洋)、群馬大学(学長:平塚浩士)のほか、地元の観光会社と八丈島観光協会が協力して実施する。
実証実験では運転手がハンドルに手を添えながら自動運転バスを走らせる。自動運転バスは八丈島空港から八丈島観光協会を結ぶルートを走行する。0〜5の6段階で示される自動運転レベルにおいて、今回の技術レベルは「2」に相当するという。
また実証実験では、Wi-Fiやデジタルサイネージの整備のほか、MasSチケット購入時のキャッシュレス決済機能なども提供される予定。
八丈島は来島者数が2015年から4年連続で増加していることもあり、特に観光シーズンは地域の交通機関が不足気味になる。タクシー運転手の高齢化も進めば、こうした課題はさらに顕著になると予想される。
【参考】関連記事としては「自動運転車に実証実験・テスト走行が必須な理由 実用化に向けて回避すべき危険・リスクは?」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 23, 2018