トヨタグループに属する自動車部品企業の株式会社ジェイテクト(本社:愛知県名古屋/取締役社長:安形哲夫)は2019年10月8日、今月開催される「東京モーターショー2019」で、自動運転化を見越してハンドル格納機能を搭載した「Future Concept Vehicle 2(FCV2)」を出展すると発表した。
完全自動運転時代にはハンドルは不要となるが、一方でハンドルを無くさなければAI(人工知能)の故障時も手動運転で走行が可能になるため、ハンドルの格納機能は将来的により車室空間を有効に使う上でも有効な仕組みだと考えられている。
こうした機能を搭載したジェイテクトのFCV2について、ジェイテクトは「自動運転と手動運転が選択できる未来の自動車社会での、『自動運転による快適さ』と『運転する楽しさ』を体感していただけます」と報道発表でコメントしている。
同社はそのほか東京モーターショーのブースで、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)やMaaSに関する技術や製品も紹介するとしている。
【参考】関連記事としては「トヨタGのジェイテクト、ソフトウェア開発体制を強化 ステアリングや自動運転関連事業で」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) April 9, 2019