中堅ゼネコンの「株式会社安藤・間」(本社:東京都港区/社長:福富正人)=呼称:安藤ハザマ=は2019年5月1日までに、ダムや造成工事の転圧作業で使用する振動ローラの自動運転システムを開発したと発表した。
発表によると、この振動ローラの自動運転システムと新たな品質管理手法「CCV-飽和度モニタリングシステム」を組み合わせ、施工における生産性と安全性、品質を高めるという。
振動ローラの自動運転システムは衛星測位システム(GNSS)などのセンサーを装備していることが特徴の一つ。こうしたセンサーを使って車体の位置や方向などを把握し、自動運転を実現させている。同社は「熟練オペレータと同等の高い運転精度」としている。
既に熊本県の建設現場に自動運転システムを適用しており、同社は「生産性の向上など建設機械の自動化技術の効果を最大限発揮するため、複数の建設機械による一連の作業の自動化や普及に向けた各種改善に取り組んでいます」と述べている。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) April 25, 2019