米半導体大手エヌビディアは2019年3月21日までに、自動運転車の仮想シミュレーションが可能なオープンプラットフォーム「NVIDIA DRIVE Constellation」の提供を開始したと発表した。
併せて、トヨタ自動車の子会社で自動運転技術を開発するトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(TRI-AD)がこのオープンプラットフォームの最初のユーザーとなることもアナウンスされた。
発表によれば、イスラエル企業のCognata社の交通モデルをシミュレーション上で利用可能で、複雑なテスト環境の生成も可能になるという。
エヌビディア社のゼネラルマネージャーであるズヴィ・グリーンシュタイン氏は「パートナー企業に支えられながら、終わりのない多くの複雑なシナリオの中で綿密かつ安全に自動運転車を検証できる、大規模なクラウドベースのオープンなシミュレーションを実現した」と語っている。
【参考】関連記事としては「エヌビディア(NVIDIA)の自動運転戦略まとめ 半導体開発や提携の状況は?」も参照。
大手メーカーと軒並み提携…エヌビディアの自動運転戦略まとめ 半導体事業核にプラットフォーマーに AI開発にも注力、トヨタ自動車も技術採用 https://t.co/GIfFt9J4OS @jidountenlab #エヌビディア #自動運転 #半導体
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) December 3, 2018