中国Yutongの自動運転バスに世界的工業デザイン賞!どんな車両?

車両はほとんどがガラス張り、運転席なし



出典:Yutongプレスリリース

中国のバスメーカーYutong(宇通)は2021年7月5日までに、同社が設計した自動運転バス「Xiaoyu 2.0」が、Red Dot Award(レッドドット賞)を受賞したことを発表した。

Yutongは1993年にバスの製造を始め、1997年には上海証券取引所に上場し、中国初の上場バス会社となった企業だ。近年は自動運転事業を積極的に進めていることでも知られる。







そんなYutongが今回受賞したレッドドット賞は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターによる権威ある工業デザイン賞だ。「人間工学」「耐久性」「革新性」などの基準が定められており、この基準をクリアした製品に賞が贈られる。

■Xiaoyu 2.0はどのようなデザインなのか?

今回、Yutongの自動運転バスは世界的な工業デザイン賞を受賞したわけだが、では受賞大賞となったXiaoyu 2.0とはどのようなデザインなのだろうか。

一言で言うなら、Xiaoyu 2.0はSF映画に出てくるような近未来的なデザインをしている。全体的に丸みを帯びており、前後左右の面のほとんどがガラス張りとなっていて開放的なデザインとなっている。

そして完全自動運転のためドライバー席がないこともあり、内部は広々としていて快適そうだ。ちなみにXiaoyu 2.0の自動ドアにはカメラが備えられており、会話システムも内蔵されているという。

また、車椅子利用者や高齢者でもスムーズに乗り降りできるようにノンステップの設計になっているほか、車内のエアコンや音楽プレイヤーの操作は音声でコントロールすることができるという。

■ユーザーにとっては「デザイン」も非常に重要

自動運転のようなテック業界では最初は「技術」が注目されることがほとんどだが、ユーザーに受け入れられるためには「デザイン」も非常に重要だ。デザインはUI/UX(ユーザーインターフェース/ユーザー体験)に直結する。

現在開発されている自動運転車や自動運転バスも市販化に向けて、機能性だけではなくデザインにもより注力していくフェーズを今後迎えることになる。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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