トヨタ自動車の自動運転関連ソフトウェアやスマート・シティなどの新領域を手掛けるWoven Planet Group(ウーブン・プラネット・グループ)が、2021年1月29日(金)午後1時半から、オンラインにてオープニングイベント「The Genesis(ザ・ジェネシス)」を開催する。
イベントは誰でも参加できるライブ形式で行われ、グループ各社のリーダーたちのメッセージが発信される予定だ。恐らく、今年着工予定のコネクティッドシティ「Woven City(ウーブン・シティ)」などについて、新たな情報が発表されるとみられる。
ちなみにWoven Cityについてはトヨタの豊田章男社長が過去に「(2021年)2月23日に着工したい」という発言を行っており、予定通りであればすでに着工まで1カ月を切っている。
ちなみに報道発表では「それぞれの会社やミッションを紹介し、未来のモビリティを通じて人々の生活を豊かにする取り組みについて話します」としている。アジェンダは以下の通り。
・開会のご挨拶
・会社紹介・リーダーからのメッセージ
Woven Planet Holdings(ジェームス・カフナー)
Woven Core(鯉渕 健、虫上 広志)
Woven Alpha(ジェームス・カフナー、サミラ・エマソン)
Woven Capital(西城 洋志、ジョージ・ケラマン)
Woven City(ジェームス・カフナー、豊田 大輔)
・閉会のご挨拶
▼オープニングイベントページ
https://www.woven-planet.global/jp/the-genesis-teaser-public
※イベント当日にライブストリームページへ切り替わる予定
■TRI-ADを母体に2021年に再編されたウーブン・プラネット・グループ
ウーブン・プラネット・グループは、自動運転関連の最先端技術開発を手掛けるトヨタ子会社のTRI-AD(トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント)の事業を拡大、再編する形で2021年1月に設立された。
持ち株会社である「ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社」、自動運転技術の開発を手掛ける「ウーブン・コア株式会社」、Woven Cityなどのスマートシティ分野や自動車分野を超えた新しい事業分野を手掛ける「ウーブン・アルファ株式会社」、そしてグローバル投資ファンドの「ウーブン・キャピタル」からなり、既存の事業領域を超えた新しい価値創造を目指している。
■ウーブン・キャピタルによる新たな出資スキーム発表も!?
1月29日の午後1時半から行われるオープニングイベントは、誰でも視聴可能だ。トヨタの先進モビリティ分野やスマートシティ分野の最新の動きが語られるだけに、ぜひ業界関係者は視聴しておきたいところだ。
グローバル投資ファンドの「ウーブン・キャピタル」からどのような情報が発信されるかも注目で、Woven Cityで実証実験に取り組みたいベンチャー企業を新たに募集し、出資などによって事業成長を後押しするといったスキームが発表されるかもしれない!?
【参考】関連記事としては「トヨタの章男社長、「ウーブン」に込めた自動運転にかける思い」も参照。
トヨタの章男社長、「ウーブン」に込めた自動運転にかける思い https://t.co/QLwNPFKycM @jidountenlab #トヨタ #豊田章男 #思い
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 5, 2020