【全文】トヨタ・ウーブン新体制のオープニング式典、スピーチの内容

「Mobility to Love, Safety to Live」実現への青写真



出典:ウーブン・プラネット・グループ公式サイト

2021年1月29日、Woven Planet Group(ウーブン・プラネット・グループ)によるオープニングイベント「The Genesis」がライブ配信にて行われた。

Woven Planet Groupは、トヨタの自動運転ソフト開発会社TRI-ADの再編によって誕生した。自動運転やスマートシティを含めた先進領域でトヨタの未来を担っており、持株会社のウーブン・プラネット・ホールディングス、事業会社のウーブン・コアとウーブン・アルファ、投資ファンドのウーブン・キャピタルの4社で構成される。







ライブ配信では、ウーブン・プラネット・ホールディングスのCEO(最高経営責任者)であるジェームス・カフナー氏をはじめ、ウーブン・コアの代表取締役Presidentの虫上広志氏、ウーブン・シティを担当するSenior Vice Presidentの豊田大輔氏などがスピーチを行った。

この記事ではオープニングイベントのスピーチ全文を書き起こし、紹介する。

■ジェームス・カフナー氏「ミッションとビジョンは『Mobility to Love, Safety to Live』」
ジェームス・カフナー氏=出典:ウーブン・プラネット・グループ公式サイト

ジェームス・カフナー氏 ウーブン・プラネット・グループのオープニングイベントへようこそ。今日はウーブン・プラネット・グループのGenesis(創世)です。

まず、はじめの2018年の設立から今までTRI-ADをサポートしてくださった皆様に、感謝を申し上げます。会社が成長していく中での1つのチャレンジは、事業のフォーカスを保ちながら、加速し、柔軟であり続けることです。それらを可能にするため、ウーブン・プラネット・ホールディングスの下、ウーブン・コア、ウーブン・アルファ、ウーブン・キャピタルからなる新体制を作りました。グループ全体でモビリティの素晴らしい未来を創りだしていきます。

自由に動けることは、全ての人々が根源的に希求することです。私たちのミッションとビジョンは「Mobility to Love, Safety to Live」です。人を中心に据え、人々に健康と幸せを提供する。そして、クラフトマンシップと細部までのこだわりを生かし、クオリティの高いハードウェアとソフトウェアを作り、素晴らしい商品とサービスを世界へお届けしたいと思います。

モビリティを進化させるには、多様な能力を生かし、世界で一番安全なモビリティエコシステムを作ることが必要です。私たちは、人、モノ、情報の3つ全てのモビリティを一緒に実現していきたいと考えます。お客様の信頼と安全を最優先にこれらのモビリティを作り、人の可能性を広げていくことが、私たちの目的と夢であり、存在理由でもあります。

テクノロジー開発の成功の鍵は、コアとなる技術、スピードとイノベーション、そしてリソースです。ウーブン・プラネット・グループではそれら全てを備えています。

ウーブン・コアではコア技術である最先端の自動運転技術と先進安全技術を開発し、ウーブン・アルファではイノベーションと新しいアイデアを生み出し、ウーブン・キャピタルでは投資とパートナーシップにより、豊かなリソースでグループの活動を支えます。ウーブン・プラネット・グループは皆様と力を合わせ地球の明るい未来を作っていきます。それでは、各社の素晴らしいリーダーたちをご紹介します。

それでは、ウーブン・コアをご紹介します。コア技術である自動運転と先進安全技術の開発に取り組む、ウーブン・コアのリーダー、鯉渕さんと虫上さんを紹介します。

鯉渕さん、聞こえますか?

■鯉渕氏「2021年に『Advanced Drive』を搭載したモデルを市場に投入」
鯉渕健氏=出典:ウーブン・プラネット・グループ公式サイト

鯉渕健氏 サンキュー、ジェームス。ウーブン・プラネット・グループでCTOとして、そしてウーブン・コアではChairmanとして自動運転開発を担当している鯉渕です。

私たちはウーブン・プラネット・グループのビジョンとして、「Mobility to Love, Safety to Live」を掲げています。人々の暮らしをより安全で豊かなものとすべく、車はどんなときも愛車として、ドライバーのパートナーとなり、進化していく必要があると考えます。

そして我々は、トヨタ自動車の思い同様に、世界で一番安全な車を世の中にお届けする、そして、全ての人に移動の自由をお届けすることを目標に開発をしてきました。お客様にとっての本当の安全とは何か、お客様に本当に便利と思っていただけることは何か。これらをもう一度問い直し、自動運転技術、高度運転支援技術を駆使することでドライバーのパートナーとして進化し続けるモビリティの実現、そして、全ての人に移動の自由を提供し、結果として人々の幸せにつなげていくことを目指しています。

開発の成果の一例をご紹介します。個人が所有する乗用車については、モビリティチームメイトコンセプトに基づいた技術開発を行っています。運転を楽しみたいときには、システムが後ろで安全を見守る、そして運転を任せたいときには、システムに安心して運転を任せることができる。ドライバーとシステムが双方をパートナーとして尊重することで、本当の安全・安心、移動の自由をご提供するというコンセプトです。

2021年には、モビリティチームメイトコンセプトに基づき開発された、チームメイトテクノロジー「Advanced Drive」を搭載したモデルを市場に投入する予定です。さらにMaaS、サービスカー向けの自動運転技術としては、一般道での完全自動運転によるサービス提供を目指し、まさにこちらにある車両、「TRI P4」を使って実証実験を都内で実施中、近く皆様にもお披露目する予定です。

移動したいときに気兼ねなく移動できる自由という、人々の生活において、根源であるニーズを満たすために、自動運転技術の普及に向けてチャレンジを続けていきます。このような成果を着実に出しながら、より多くの人に安全・安心、移動の自由を届けるというミッションをウーブン・プラネット・グループ一丸となって推し進めていきます。

開発をさらに加速し、「Mobility to Love, Safety to Live」というビジョンを早期に実現するためには、これまで培ってきた信頼性の高い高品質のハードウェアに加え、最先端のソフトウェア技術、そして、さらに全く新しい開発のやり方が必要です。これを虫上さんから紹介してもらいます。

虫上さん、お願いします。

■虫上広志氏「ハードウェアの強みに加え、ソフトウェアのパワーを生かす」
虫上広志氏=出典:ウーブン・プラネット・グループ公式サイト

虫上広志氏 鯉渕さん、ありがとうございます。ウーブン・プラネットのCOOと、ウーブン・コアのPresidentを務める虫上です。

成熟していると言われ始めた自動車業界ですが、お客様の求める価値は日々変化してきており、私たちはお客様に今まで以上に、真剣に向き合う必要があると考えています。カスタマーファーストの考えに基づき、お客様に新しい価値をタイムリーにお届けするには、ハードウェアの強みに加え、ソフトウェアのパワーを生かした、スピーディーかつ高品質、高性能を実現する開発手法が求められます。このように、これまで積み重ねてきた強みを最大限生かし、さらに新しいモビリティという価値を提供するために、私たちが考えるこれからの開発を紹介します。

まず、お客様とのタッチポイントを常に確保し、車両開発とタイムリーな機能開発、ソフトウェア開発を両立させることで、本当にお客様が求める機能を早く、幅広く市場に導入することを目指します。そのために私達はソフトウェアファーストという考え方のもと、開発を進めています。

これは、まずソフトウェアを開発し、それを動かすためのその成長を支えるための、十分なパワーを持つハードウェアを選ぶ、という新しい考え方です。短い開発サイクルで仮説と検証を回し、継続的な価値提供を実現していきます。これまでのように、完成車をお客様にお届けすることがゴールではありません。お客様の手に渡った後も、無線によるソフトウェアアップデート技術で進化を続け、さらにコネクティッド技術でさまざまな情報とつながることで、新しい価値の提供を続けます。まさに、人、モノ、情報のモビリティ、全てを進化させていくチャレンジです。

そのために欠かせないのが、これから新しい開発の基盤となる優秀なソフトウェアプラットフォーム、開発ツール群です。例えば、ウーブン・アルファで開発を進めているソフトウェアプラットフォーム「アリーン」を活用することで、開発スピードの加速、安全性の検証、さまざまなアプリケーションへの適応、さらに多くのパートナーとの協業など、可能性を大きく広げることができます。

ウーブン・コアでは、ウーブン・アルファで進める、革新的なソフトウェアプラットフォーム、ツール、さまざまな新しいプロジェクト、そしてウーブン・キャピタル・チームが広げていくさまざまなパートナーシップを通じ、私達の開発成果が広く人々の生活に役立ち、人々の幸せに寄与するものとなるよう、そして「Mobility to Love, Safety to Live」の真の実現を目指します。

■ジェームス・カフナー氏「積み重ねてきた成果を取り入れるのが、実証実験の街、ウーブン・シティ」

ジェームス・カフナー氏 サンキュー、鯉渕さん、虫上さん。

ファイナンスでは、アルファは予測を遥かに超えるリターンのことを意味します。ウーブン・アルファは、ウーブン・コアの技術の強みと、イノベーティブな思考を取り入れていきます。また、丁寧で精緻な日本のもの作りと、シリコンバレー流のスピードと機敏性(agility)を組み合わせていきます。

ウーブン・アルファの素晴らしいプロジェクトについてお話しさせてください。まずは、プログラミング可能なモビリティエコシステム、「アリーン」ソフトウェアプラットフォームです。世界で最も品質、信頼性の高いソフトウェアを作り、未来のモビリティを実現することが夢だったので、とてもワクワクしています。

そして、自動地図生成プラットフォームです。クラウド上に情報を集め、世界で一番正確で、リアルタイムで更新される地図を世界規模で生成するためのプラットフォームです。最後にUniversal Exportsチームが、ヒューマンインターフェースと新しいデザインを組み合わせることで、全ての商品を直感的に操作できるようにします。

このように積み重ねてきた成果を取り入れるのが、実証実験の街、ウーブン・シティであり、パートナーの力をお借りし、世界の都市が持つ課題を解決して行くことを目指します。ウーブン・アルファは、ウーブン・プラネットのイノベーションを介し、それぞれの強みを統合し、最大限に生かしていきます。高品質なハードウェアとソフトウェアを組み合わせた、ソフトウェアのToyota Production Systemを実現し、素晴らしい商品を世の中へ送り出したいと考えています。

続いて、アリーンについてお話しさせてください。アリーンは私の夢であり、スピーディで高品質なソフトウェア開発を可能にするツールを使い、プログラミング可能なモビリティエコシステムを実現します。アリーンをより知っていただくために、サミラをご紹介します。

■サミラ・エマソン氏 「最もプログラミング可能な車を世界中に」
サミラ・エマソン氏=出典:ウーブン・プラネット・グループ公式サイト

サミラ・エマソン氏 サンキュー、ジェームス。アリーンのデータプラットフォームの責任者を務めるサミラです。

アリーンは、モビリティにとって重要なプロダクトです。私たちは、素晴らしいアイデアは自動車メーカーだけではなく、誰もが思いつき、そして実現できるべきだと考えます。そして、ソフトウェアとデータの力によって、「Mobility to Love, Safety to Live」の実現に必要となるイノベーションを生み出せると信じています。

アリーンによって、最もプログラミング可能な車をウーブン・プラネットだけではなく世界中に届けることが目標です。私たちはソフトウェア開発を、統合されたツールとインターフェースを用いてより簡単に行えるようにしています。そのため、高性能なデータ収集とクラウドオートメーションを通じて、ソフトウェアの更新頻度を大幅に増やすことができます。最先端のテストやシミュレーションツールを使い、安全を最優先に取り組んでいます。

アリーンはさまざまな人々の参入を容易にします。なぜなら、より大きなアイデアをより小さな投資で実行することができるようになるからです。想像してみてください、毎朝目覚めるとあなたの愛車が新しい経験を提供してくれる未来を!例えば、道路を走行中のコネクティッドカーから集められた最新の交通情報に基づき、安全に関するアップデートが行われたり、もしくは、あなたのお好みの決済サービスと統合したりすることができたら。

私のお気に入りは、私の3歳の子どもを楽しませ、後部座席でおとなしくさせてくれる新しいアプリです。今後、アリーンがもたらす新しい世界をとても楽しみにしています。

ジェームス・カフナー氏 続いては、ウーブン・キャピタルを紹介します。人やパートナーシップ、技術のイノベーションという素晴らしいリソースを組み合わせることが、ウーブン・キャピタルの目指すことです。それでは、ウーブン・キャピタルの責任者、西城洋志とジョージ・ケラマンをご紹介します。

■西城洋志氏「ウーブンの織り成すカラフルな世界を実現する」
西城洋志氏=出典:ウーブン・プラネット・グループ公式サイト

西城洋志氏 サンキュー、ジェームスさん。事業開発・事業戦略を担当している西城です。こちらにいるのは、我々のカラフルなチームメンバーです。本日は、ウーブン・プラネット・グループで我々が成し遂げたいと思っていることを、ご紹介します。

ウーブン・プラネット・グループは、「Mobility to Love, Safety to Live」というビジョンを掲げ、人、モノ、情報のモビリティを実現し、人々に多様な幸せを提供することを目的にしています。

ウーブンという言葉には織り成すという意味があります。カラフルな糸が織り込まれて、美しい布ができるように、そしてその布が人々の特別な日に彩りを添える、寒さに震える人々を温める、ウイルスや害をもたらすもののフィルターとして機能するように、ウーブン・プラネット・グループもさまざまな企業や人と協力して織り成す事業によって、人の生活を豊かにし、社会を持続可能にしていくことに貢献したいと考えています。

社会にはまだ解決されていない課題、ニーズが多くあります。SDGsに代表されるグローバルかつ社会的な課題、多様化していく個人のニーズ、人が人生をより自分らしくカラフルにデザインできるような技術、ソリューションが必要になります。これまでの領域にとどまらず、イノベーティブなアイデア、アプローチを取り込み、これまで提供してきた価値をはるかに超える、サステナブルなものを提供していきたいと思っています。

ウーブン・プラネット・グループは、これまで培ってきた高品質なソフトウェアおよび開発技術を使い、それらを信頼性の高いハードウェアに組み込むことによって、ハードウェア、ソフトウェア双方のポテンシャルを最大限引き出し、リアルな社会での価値実装を進めていきます。このためには、ウーブン・プラネット・グループが持つ技術や能力だけでなく、多様なパートナー、技術、サービス、ソリューションが必要です。

ウーブン・キャピタルのロゴマークは、日本古来の貨幣をモチーフとしています。ですが、我々がキャピタルというとき、それは資金だけではなく、技術や知識、人などのリソースです。出資、あるいはパートナーシップを通じて、ビジョンを共有する幅広いパートナーと強い絆を築き、1+1が2よりも大きくなるような、新しい価値創造のエコシステムを構築していきます。

また、そのエコシステムを活用して、世界中のスタートアップ企業の新しいアイデア、イノベーションをプロトタイプやコンセプトにとどまらず、プロダクトやサービスとして共に実現し、その価値を世界中に届けたい。ウーブンの織り成すカラフルな世界を実現していくためのパートナー作りをどう推進していくか、ウーブン・キャピタルのリーダー、ジョージをご紹介します。

■ジョージ・ケラマン氏「多様なパートナーとともにビジョンを実現」
ジョージ・ケラマン氏=出典:ウーブン・プラネット・グループ公式サイト

ジョージ・ケラマン氏 ありがとう、ヒロ。みなさん、ウーブン・プラネット・グループのオープニングイベントへようこそ。ウーブン・プラネット・グループの投資、買収責任者および、ウーブン・キャピタルのマネージングディレクターを務めるジョージ・ケラマンです。

「Mobility to Love, Safety to Live」は遠大なビジョンで、私たちだけで実現することはできません。世界中のイノベーティブな人々、お互いに信頼し合えるパートナー、そして最先端のテクノロジーが必要です。それらを織り込むことによって初めて、世界中の人々を幸せにするソリューションを生み出し、「ウーブン・プラネット」をつくることができるのです。

ウーブン・キャピタルは8億ドル規模のファンドであり、その目的はグローバルにパートナーやテクノロジーのポートフォリオを組み、ウーブン・プラネット・グループのビジョン、ミッションをかなえることにあります。

具体的には、協業の可能性のある成長段階の企業に投資します。世界で最もプログラミング可能なモビリティや、最も革新的でサステナブルな街づくりなどでの協業です。今後、自動運転モビリティ、自動化、人工知能、機械学習、データアナリティクス、コネクティビティ、スマートシティなどの分野に戦略的な投資を行っていきます。また、アーリーステージのベンチャーファンドに投資することにより、投資家として、お客様、ステークホルダー、そして社会に長期的な価値をお届けするため、パートナーと密接に連携していきます。

最後に、私たちは人種、ジェンダー、年齢、文化、信条など、世界中に暮らす人々の豊かなダイバーシティを反映した企業に投資します。同時に、採用や投資活動においても積極的にダイバーシティを推進しています。私たちは多様なパートナーとともに、ウーブン・プラネットのビジョンを実現できると確信しています。

ジェームス・カフナー氏 2020年1月に、トヨタは「ウーブン・シティ」プロジェクトを発表しました。ウーブン・シティは、モビリティ、クリーンエネルギー、そして人の安全、健康、幸せな生き方の実現を目指す、人中心、未完成の、実証実験の街です。「ウーブン・シティ」プロジェクトをより知っていただくために、豊田大輔を紹介します。

■豊田大輔氏「人を中心に、住む方一人一人の生活を想像しながら取り組む」
豊田大輔氏=出典:ウーブン・プラネット・グループ公式サイト

豊田大輔氏 サンキュー、ジェームスさん。ウーブン・シティを担当しています、豊田大輔と申します。今ご覧いただいたオフィスは、私達ウーブン・プラネット・グループのホームです。

この場で、ウーブン・プラネット・グループのメンバー全員による高い生産性と絶え間ないイノベーションを通じて、私たちのビジョンである「Mobility to Love, Safety to Live」、そしてその先にある人々の幸せを実現する、お役に立ちたいと思っております。

オフィスは先味、中身、後味、つまりここで働いてみたい、ずっとここで働き続けたい、そしてまたここで働きたい、そう感じていただける場所であり続けることが重要だと思っています。人は一人一人おいしいと思う味が異なります。ベースとなる味は用意しつつも、一人一人の好みの味を大切にそれぞれが満足できる味を追求できるよう改善し続ける、成長し続ける、そういうことが大切だと思っております。

ウーブン・シティにも同じ思いで取り組ませていただいております。私たちが最も大切だと思っていることは、人を中心に、住む方一人一人の生活を想像しながら取り組むという事です。ウーブン・シティは、ウーブン・プラネット・グループにとってもイノベーションをリアルな環境で実証・実装していく重要な場所になると考えています。

これからも一人一人の目線で何が必要とされ、どのようにしてその幸せが実現できるのか、それについて考え抜き、幸せがあふれる街を、思いを共にする仲間と一緒に作っていこうと思っています。

2月23日、富士山の日に、ウーブン・シティの鍬入れ式を行う予定です。ウーブン・プラネット・グループ全体はもちろんのこと、皆様と共に進めていくプロジェクトの第一歩を踏み出します。どうぞよろしくお願いいたします。

We are Woven!

■ウーブン・プラネットグループ メンバーの「ワクワク」とは?

豊田大輔氏 ウーブン・プラネットは、一人一人のワクワクを叶える場所です。では、みんなのワクワクを聞いてみましょう、どうぞ。

鯉渕健氏 車ってもともとワクワクする商品だと思うんです。やっぱり移動の自由、好きなときに好きなところに移動する、その人の生活の質を上げるためにものすごく重要なことだと思うんですね。そのワクワクをより多くの人に届けるために、この技術を使えれば良いと思っています。

虫上広志氏 今一度お客様の声をしっかり聞いて原点に回帰して、お客様ファーストで、さらなる新しい技術の価値をご提供していく機会をもらえたというところに対してすごくワクワクしています。

西城洋志氏 毎日ワクワクというか、ドキドキというか、刺激には事欠かないなと。日本なのにシリコンバレーのこの圧縮された空気がたまっていて毎日ワクワクしてます。

サミラ・エマソン氏 私は、車はデータを生成するデバイスだと思います。データはアプリやユースケースとリンクして初めて価値を生みます。ウーブン・アルファで一番ワクワクすることは、伝統的な自動車の枠を超えて、私たちのアイデアを世の中に出していけること、自動車メーカーから得たアイデアでも、広くモビリティに使えること。

ジョージ・ケラマン氏 今モビリティへのアクセスがない人にモビリティを届けることであったり、もっと簡単に言えば幸せを届けることであったり。そのことに本当にワクワクし、ウーブン・プラネットの一員であることに誇りを持つ理由です。

西城洋志氏 よく皆さん、赤と青比べてどっちがいい色ですか、という議論をするのですが、そこには答えがないと思うんですね。両方あるから、紫ができる。新しい色を世の中に足していくことで、僕は見たことないかもしれないけど、それこそ価値観の違う誰かが、「やった、これ待ってたんだよ」と言ってくれるような瞬間が、もっともっと生まれてくるといいなと思っているので、価値を想像する工場になりたいなと思っています。

虫上広志氏 今回、ソフトウェアの強みをしっかりと生かして価値提供していくということは、それがまた世の中に広がって、良い社会の実現に寄与したいという考え方で捉えています。

豊田大輔氏 幸せ笑顔で溢れている一人一人が、やりたいことを実現できている世界になるといいなと思っています。何年か後に、ウーブンらしいという新たな定義が、我々が仲間と共に取り組ませていただいている活動として、その言葉の意味が伝わっていく、あるいは浸透していくことができればいいかなと思っています。

ジェームス・カフナー氏 モビリティは、今後の生き方と働き方を変える力があります。ウーブン・プラネットがその変化の代表になり、社会、そして世界に革新的な貢献をすることができると考えています。

鯉渕健氏 まさしくこれは何か新たな歴史の1ページをさらに作るようなものだと思うのですけれども、エンジニア人生で一度あるかないかというような、大きな変化の場に自分が関われるということに本当に幸せを感じます。

■ジェームス・カフナー氏「目指すのは『未来の人々の豊かさ』」

ジェームス・カフナー氏 皆さん、オープニングイベント「The Genesis」をお楽しみいただけましたでしょうか。Genesisは「始まり」という意味です。

テクノロジーとイノベーションで世界を変える始まりです。ですが、一番大事なのは「人」です。社員であったり、パートナーの方々であったり、私たちが目指しているのは、未来の人々の豊かさです。人を中心において、テクノロジーとイノベーションをウーブン・シティで実証していきます。

私たちの会社は「人」です。そして、素晴らしい人々とお仕事ができることに大変感謝しています。ウーブン・プラネットへようこそ!

■【まとめ】2021年2月23日、いよいよウーブン・シティの鍬入れ式

ウーブン・プラネット・グループが一丸となり、ウーブン・シティをはじめとしたトヨタの新たな取り組みを推進していく。

「人」中心の考え方でテクノロジーとイノベーションで世界を変えていくというウーブン・プラネット・グループが、私たちにどんな楽しい未来を提供してくれるのか楽しみだ。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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