スマートドライブの第7期決算、赤字額は7.5億円でほぼ横ばい コネクテッド化製品などを展開

マレーシアでの事業拡大も発表



出典:官報

自動車をコネクテッド化する製品などを手掛ける株式会社スマートドライブ(本社:東京都千代田区/代表取締役:北川烈)。第7期決算公告の貸借対照表(2020年9月30日現在)によれば、当期純利益は7億5,700万円の赤字となっている。

第6期の当期純利益は7億4,200万円の赤字であるため、赤字額は前期からほぼ横ばいとなっている。第7期の利益剰余金は21億200万円のマイナス。







賃借対照表の要旨(2020年9月30日現在)
▼資産の部
流動資産 578,593
固定資産 49,919
資産合計 628,513
======
▼負債及び純資産の部
流動負債 252,844
固定負債 330,000
株主資本 37,838
資本金 100,000
資本剰余金 2,040,084
資本準備金 2,040,084
利益剰余金 △2,102,245
その他利益剰余金・△2,102,245
(うち当期純損失)(757,742)
新株予約権 7,830
負債・純資産合計 625,813
(単位:千円)

■スマートドライブってどんな企業?マレーシアで事業拡大へ

スマートドライブは、代表の北川烈氏が東京大学大学院在学中の2013年に創業した企業だ。

自動車をコネクテッド化するハードウェアを開発・提供しているほか、法人向けクラウド車両管理サービス「SmartDrive Fleet」や、データ可視化・分析プラットフォーム「Mobility Data Platform」なども展開している。

最近では2021年6月、ETC2.0システムを活用した運行管理サービスの提供を目指し、パナソニックと共同実証を開始した。高価なデバイスを新規に購入せず利用できる運行管理サービスの実現を目指すといい、年内にサービス提供をスタートする予定だという。

また同月、スマートドライブは「SmartDrive Wi-Fi Hub」の提供開始を発表した。SmartDrive Wi-Fi Hubは、複数の車載センサーから収集するデータをIoTシステムと連携させ、リアルタイムに把握できるソリューションだ。

輸送する荷物の温度・湿度・荷重状況やドライブレコーダー映像、走行データなど広範な情報を合わせて通信可能となり、管理者はリアルタイムで多様な状況を一括で把握できるという。

2021年4月にはマレーシアでの事業拡大を発表したスマートドライブ。日本だけでなく世界でサービスを普及させていけるか、今後も業界の関心を集めていきそうだ。

※官報に掲載された決算公告に関する記事は「自動運転・MaaS企業 決算まとめ」から閲覧頂くことが可能です。







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