兵庫県が複合実証!自動運転やMaaS、超小型EVシェアも 西播磨MaaS実装プロジェクト

2021年1月18〜31日までの日程で



出典:兵庫県プレスリリース

兵庫県と近畿経済産業局は2021年1月18〜31日までの日程で、超小型EV(電気自動車)や自動運転車など次世代モビリティの複合的な実証実験「西播磨MaaS実装プロジェクト」を、播磨科学公園都市において実施する。

実証実験は地域住民や都市来訪者の移動に対する利便性の向上を目的として、電動キックボードや超小型EV車両なども含め、さまざまな次世代モビリティを活用して実施される。実証実験には、神姫バスや名古屋大学、理化学研究所、KDDI総合研究所なども参加する。







■「西播磨MaaS構築」など4つのテーマで実施

実証実験は「シェアリング超小型EV」「シェアリング電動キックボード」「 自動走行カート」「西播磨MaaS構築」という4つのテーマで実施される。

シェアリング超小型EV

1人乗りの超小型EV5台を使用してシェアリングサービスの実証実験を行う。車両は、パドックの「e-mo(イーモ)」とトヨタ車体の「coms(コムス)」を使用する。播磨科学公園都市内の3カ所に貸出返却場所が設置され、エリア内の移動に利用できる。

貸出と返却は違う場所でも可能だ。実施期間は2020年1月18〜31日で、無料で利用可能だが、事前にウェブ予約が必要となる。シェアリングポートでのワイヤレス充電の実証も行うという。

シェアリング電動キックボード

理化学研究所の施設「SPring-8/SACLA」サイト内において、ラストマイル走行のモビリティとして世界的に注目されている電動キックボードによるシェアングサービスの実証実験を行う。この実証実験の利用者はサイト関係者限定となる。

電動キックボード8台が活用され、4カ所に貸出返却場所を設けられる。実施期間は2020年1月18~22日と1月25~29日。

自動走行カート

自動運転システムを搭載した公道走行可能な電動カートを、ドライバー同乗で住宅地内を周回させる。路線バスに接続するダイヤで運行するという。使用するのはヤマハ製電動カートで、2人まで乗車が可能だ。

実施期間は2020年1月18~24日で、約30分に1本運行する。利用料は無料だが、事前にウェブ予約が必要となる。シェアリング超小型EVと同様に、ワイヤレス充電の実証も行うという。

西播磨MaaS構築

2020年1月18~31日まで、今回実施する上記の3つのサービスとJR周辺駅から播磨科学公園都市内を走る路線バスの経路検索、上記3つのサービスの予約ができるMaaSシステムを構築する。下記URLからユーザー登録した後に利用が可能だ。

▼西播磨MaaS実装プロジェクト(2021年1月14日から閲覧可能)
https://nishiharima.mobility-blend.com/

■移動の課題を自動運転技術やMaaSで解決!

今回実証が行われる播磨科学公園都市は地域内交通が脆弱で、高齢になってもマイカーを手放すことができない人が多い地域だという。こうした課題を自動運転やMaaSを通じて解決することが目的だ。

1月18日から始まる実証実験では、さまざまな次世代の移動手段を複合的に実証することもあり、大きな注目を集めそうだ。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)









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