あなたが欲しい!ホンダ辞める人、今すぐ自動運転ベンチャーへ

「自動車畑」で培われた技術の重要性



出典:Ian Muttoo / Flickr (CC BY-SA 2.0)

世代交代に向けたホンダの希望退職者の募集に、2,000人以上が応募したことが報じられた。希望退職の募集は55歳以上の従業員のようで、職種を限定して応募したとの情報はない。

……ということは、自動運転開発に取り組むベンチャーにとっては、喉から手が出るほど欲しい人材をゲットするチャンスかもしれない。その理由とは?







■ハードウェアの知識も自動運転開発では重要

自動運転技術の開発は、自動車に新たな可能性を持たせる最先端の研究であると言えるが、研究開発の際に求められる技術は「AI(人工知能)技術」といった華々しさを感じる技術だけではない。「自動車畑」で培われた技術も必要なのだ。

例えばソフトウェア開発では、AIによる運転操作の判断だけが重要であるわけではなく、その判断が車両の各部品・パーツに伝達される過程や伝達までのタイムラグなども考慮しなければならない。つまり、ハードウェアの知識も重要になってくるわけだ。

こうしたハードウェアの知識は、長年にわたって自動車業界に身を置いてきた技術者の一部が豊富に有している。だからこそ、自動運転ベンチャーはホンダの早期退職者の中から、自社で必要な人材を見つけることができるかもしれないわけだ。

ホンダを早期退職する人にとっても悪くない話のはずだ。自動運転ベンチャーに就職する場合は給与水準は下がる可能性が高いが、成長分野で自分のこれまでの知識や経験を生かし、新たな挑戦ができる。

■ベンチャーが競争を優位に進めるために

自動運転技術の開発競争が加速する中、必要とする人材をいち早く確保できたベンチャーは、競争を優位に進められる。こうした視点を持って、すでにホンダの55歳以上の従業員にアプローチしているベンチャー企業はあるだろうか。気になるところだ。

【参考】ちなみに自動運転分野への転職を目指す人向けに、マイナビが特集ページを設けているほか、自動運転ラボも自動運転・MaaS業界特化型の転職支援サービスを展開している。詳しくは以下のバナーリンクから確認してほしい。




記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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