緊張保つ難しさ、どう解決?ホンダ、自動運転レベル3搭載車を来夏発売か

日本の自動車メーカーで初か





ホンダが自動運転レベル3(条件付き運転自動化)での走行が可能となる車種を、2020年夏にも日本の自動車メーカーとして初めて発売する計画を立てているようだ。日経新聞などが報じた。







法改正により自動運転レベル3は日本でいよいよ解禁されることになり、これに合わせてホンダが高級車種の一部モデルにレベル3を搭載する計画を立てているという格好だ。報道によると、渋滞時にシステムに運転を任せる仕組みを実装させる考えのようだ。

世界では独アウディのA8が市販車として初めて自動運転レベル3を実装したことで知られる。ただそのA8に関しては、日本では法整備の遅れからレベル3の機能を使えないようにして発売された経緯がある。

法改正を受け、2020年はアウディやホンダが日本でレベル3デビューをするようになるとみられ、トヨタや日産などの動向も気になるところだ。

■人は常に緊張を保つ必要があるレベル3

自動運転レベルは0〜5の6段階に分類される。自動運転レベル3は人間も運転に介入する最後のレベルで、機能を起動中は緊急時以外はシステムが運転を担う。

ただ自動運転レベル3については危険性も指摘されている。それは、緊急時以外はシステムが運転を担うものの、人間が常に運転を交代できるよう、緊張を保っておく必要があることだ。全ての人間に果たしてそれが可能だろうか。

こうした懸念もあることから、近年では運転手を監視する技術の開発にも力が入れられている。運転手がいつでもシステムと代われる状態であるかをモニターし、そうじゃない場合だと判断したらアラームを鳴らして注意喚起するような仕組みだ。

ホンダの自動運転機能にもこうした仕組みが付帯されるか注目したいところだ。

【参考】自動運転レベル3については「【最新版】自動運転レベル3の定義や導入状況は?日本・世界の現状まとめ」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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