自動運転時代!「石焼きいも〜♪」と聞こえ、行ってみたら…

無人走行が可能になることで起きる革新





「石焼きいも〜♪」と聞こえてきたので外に出てみたら、車両には誰も乗っておらず、焼き芋だけが売っていた——。こんな未来がやって来るかもしれない。従来の「移動販売」は自動運転技術によって大きく変わる可能性がある。







日本では2020年4月から公道での自動運転レベル3(条件付き自動運転化)の走行が解禁された。まだレベル3の搭載車両は日本では販売されていないが、自動運転運転レベル4に向けた取り組みも各所で進み、いずれは完全自動運転となる「レベル5」も解禁される。

レベル5が日本で解禁されると、完全自動運転車両による無人の石焼きいも屋が登場するかもしれない。車の走行に人が全く必要無くなるからだ。この場合、人の手で焼きながら販売する形にはならないが、出来上がったものを温めながら販売する形式なら可能だ。(それが美味しいかどうかは別の話だが…)

■このような革新は自動運転時代には続々

こうした「無人石焼きいも屋」は、自動運転技術によって起こるであろう革新の一部に過ぎない。例えば「無人走行の移動ショールーム」も考えられる。商品を自動運転トラックの荷台スペースに陳列し、住宅街を駆け回るといったものだ。

移動ショールーム自体は既に国内でも導入例がある。室内ドアの専門メーカーであるKAMIYAは、移動型ショールーム「夢はこ」のサービス開始を発表した。個人宅まで「移動ショールーム」がおもむき、店舗を訪れなくてもドアを選ぶことができるという仕掛けだ。

もしこの取り組みで自動運転技術が導入されたら…。「無人走行の移動ショールーム」が登場する未来も思い浮かぶだろう。

自動運転技術は、さまざまなビジネスやサービスに革新をもたらす。私たちがいま想像できることをはじめ、全く思いもよらないサービスイノベーションも起きるかもしれない。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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