Googleロボタクシー、恐怖の「8車線ナナメ横断」

乗客は「Oh my god!」を連発



出典:TikTok

世界で初めて自動運転タクシー(ロボタクシー)サービスを開始した米Google系の自動運転開発企業Waymo(ウェイモ)は、自動運転開発を率いる存在になっている。しかし同社のロボタクシーは、たびたび危険走行することでも知られている。

2026年3月には、Waymoのロボタクシーが8車線もある道路を横切ろうとする様子がSNSにアップされた。多くの車がスピードを出して走行している中をWaymo車が横切り、途中で中央分離帯付近に停止し、反対車線に左折して合流している。


状況によっては側面衝突していたかもしれない非常に危険な走行であった。なぜWaymoの自動運転システムはそのようなルートを選択してしまったのだろうか。

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■広い道路に突然横から進入を試みた

今回のトラブルは2026年3月7日にアリゾナ州フェニックスで起きたようだ。乗客が車内で撮影した動画をTikTokに投稿している。それによると、Waymo車は左から車両が走ってくる道路に進入し、まずは2車線分を横切った。そして道路の中央で一時停止し、他の車のルートをふさぐ形になった。少ししてから、さらに2車線分を横切った。

@jojojojojosie @Waymo so this was not good 0/10 almost 💀 AND the seats were sticky when we got in #waymo #fyp #driverlesscar #autonomousvehicle #phoenix ♬ original sound – Jojojojojo

幸い走っている車の数はそれほど多くなく周囲の車もスピードを落としたため、なんとか接触を回避し中央分離帯までたどり着いたようだ。その後また一時停止し、今後は右から車が走ってくる反対車線へ様子をうかがいながらゆっくり左折し合流した。


車内の後部座席には女性2人が座っていたようだ。動画では「Oh my god!」を連発し、焦っている様子が分かる。乗客にとってもこのような危険なルートを通ったのは想定外のようだ。なおWaymoのロボタクシーでは乗客は後部座席に乗るルールになっており、トラブルが発生しても乗客が操作をすることはできない。できるとしたらサポートセンターに連絡を取るということのみとなっている。

■Waymoは「調査中」と回答

Waymo側は今回のトラブルを認めており、調査を進めていると表明した。なおこの動画が注目を集めてから、乗客であるTikTokユーザーはWaymoのサポートチームから連絡を受けている。連絡内容もTikTokに投稿している。

「最近のWaymoでの乗車についてフィードバックをお寄せいただき、ありがとうございます。今回の体験は、私たちが利用者の皆さまに提供したいと考えている種類のものではなく、現在この件について調査を行っています。また、今回の乗車料金は返金処理を行いました。1〜2日以内にクレジットカードの明細から請求が取り消されていることをご確認いただけるはずです。」

しかし、一歩間違うと重大な事故につながっていたかもしれない恐怖体験をしたユーザー側からすると、単に返金のみで済ませられる問題ではないと言えよう。また今後もWaymoはロボタクシーを使おうとは思えないかもしれない。


■サービスエリア拡大中だが、安全面は大丈夫?

Waymoは2026年1月にもフェニックスで路面電車の線路に進入するというトラブルを起こしている。正面からは電車が迫ってきており、ロボタクシー車内にいた乗客は急いで車外に出て危険を回避することができたが、場合によっては人的被害が起きていたかもしれない。

さらに同じく1月に、カリフォルニア州ロサンゼルスで到着したWaymo車に乗客が乗ろうとしたところ、トランクに知らない男が入っていたという出来事もあった。無人で走行しているロボタクシーに見知らぬ人間が乗っていたなら、誰もが恐怖を感じるはずだ。本来配車をしたユーザーのみアプリで解錠できるはずのWaymo車に、別の人物が先に乗り込むことはできないはずだ。

これらのトラブルについて、毎回Waymoは調査中と回答している。しかしこう何度も危険走行などが起こっている以上、安全対策がきちんと取られているのかについて疑問を持つ人は多い。また危険走行で衝突しそうになった周囲の車のドライバーも、Waymoについて悪いイメージを持つだろう。

2018年にロボタクシーサービスを開始し、その後ドライバーレス走行に移行してきたWaymoは、サービス提供エリアを大々的に拡大中である。

ほとんどの走行は安全に終わっているはずだが、一つトラブルが起きただけで市民のイメージは悪い方へ向かう。安心・安全にロボタクシーを利用できるよう、対策を進めることを優先してほしい。

【参考】関連記事としては「Googleやばい!自動運転車「線路で危機一髪」の一部始終」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)




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