日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要5転職サイトにおける2024年10月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。
■自動運転:前月比49.4%増の11,006件
「自動運転」の関連求人案件数(主要転職5サイト)は2024年10月末時点で、前月比49.4%増、前年同月比49.4%増の11,006件だった。
サイト別では、dodaが同0.5%増の4,835件、リクナビNEXTは同164.1%増の5,837件、マイナビ転職は同3.6%減の189件、ランスタッドは前月と変わらず78件、エン転職は同5.6%減の67件となっている。
■自動車メーカーとその関連会社の案件に注目
「自動運転」に関連した求人案件としては、自動車メーカーとその技術系子会社・グループ会社による技術者求人が引き続き多い状況だ。日産やホンダによる自動運転タクシーの実用化計画も相次いで国内で発表される中、こうした求人は今後も増えていくことが確実だ。
■MaaS:前月比1.4%増の1,113件
「MaaS」の関連求人案件数(主要転職5サイト)は2024年10月末時点で、前月比1.4%増、前年同月比38.3%増の1,113件だった。
主要転職サイト別では、dodaが同1.5%減の787件、リクナビNEXTが同6.7%増の288件、マイナビ転職は同20.0%増の18件、ランスタッドは前月と変わらず10件、エン転職は同150.0%増の10件。
MaaSサービスを開発・展開する企業が徐々に増加している状況の中、新たな顧客獲得に向けて営業担当者を募集する企業が目立ち始めている。今年一部解禁された有償ライドシェアや今後実用化の動きが加速する空飛ぶタクシーなど、モビリティサービスは今後も多様化すると考えられており、関連求人は今後も増加しそうだ。
■業界動向を引き続きウオッチ
モビリティ業界に関するトピックとしては求人動向のほか、昨今は機能が充実しつつあるタクシー配車アプリや、「所有から利用へ」の流れを受けたカーリース・サブスクのほか、自動車保険や中古車買取などの業界動向などにも注目したいところだ。
▼タクシーアプリのクーポン情報まとめ!GO、S.RIDE、Uberなど
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▼新車中古車カーリース・サブスク、おすすめ16社を比較!月額料金・口コミ・評判は?
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【参考】関連記事としては「業界団体による求人も!「自動運転」関連求人は12,662件 2024年9月調査」も参照。
大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報)
【著書】
・自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
・“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)