自動運転求人、前月比25.8%減の1万4,011件 2024年6月調査

自動運転技術のサービス化で人材需要



日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要6転職サイトにおける2024年6月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。


■自動運転:前月比25.8%減の1万4,011件

「自動運転」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は2024年6月末時点で、前月比25.8%減、前年同月比40.6%減の14,011件だった。

サイト別では、Indeedが前月比43.3%減の6,235件、dodaが同4.1%増の4,904件、リクナビNEXTは同10.6%減の2,539件、マイナビ転職は同1.5%増の199件、ランスタッドは前月と変わらず78件、エン転職は同3.7%増の56件だった。

■自動運転技術のサービス化で人材需要

自動運転関連求人では、自動運転技術を導入したサービスの企画・開発に関する求人などが徐々に増えており。日本国内で自動運転レベル3〜4の実用化に向けた動きが加速する中、こうした潮流は続くものと考えられる。


■MaaS:前月比16.2%減の1,357件

「MaaS」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は2024年6月末時点で、前月比16.2%減、前年同月比49.2%減の1,357件だった。

主要転職サイト別では、Indeedは前月比40.9%減の414件、dodaが同1.3%減の671件、リクナビNEXTが同17.3%増の244件、マイナビ転職は前月を変わらず16件、ランスタッドも前月と変わらず10件、エン転職は同60.0%減の2件となっている。


MaaS関連では、事業を手掛ける企業の業種が幅広くなってきていることもあり、鉄道会社や航空会社、人材派遣会社、システム開発会社など、さまざま分野の企業が人材を募集している状況となっている。

【参考】関連記事としては「自動運転求人、前月比68.2%増の1万8,882件 2024年5月調査」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)




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