自動運転求人、前月比18.7%増の3万293件 2024年2月調査

MaaS関連求人は15.4%増の2,055件



日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要6転職サイトにおける2024年2月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。


■自動運転:前月比18.7%増の3万293件

「自動運転」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は2024年2月末時点で、前月比18.7%増、前年同月比8.7%減の3万293件だった。

サイト別では、Indeedが前月比23.2%増の2万3,520件、dodaが同1.6%減の4,590件、リクナビNEXTは同29.6%増の1,868件、マイナビ転職が同3.3%増の157件、ランスタッドは前月と変わらず78件、エン転職は同1.2%減の80件だった。

■建機の自動運転システムの開発求人など

自動運転技術に関しては、さまざまなモビリティへの搭載が始まっている。乗用車やバスのほか、建機や農機に搭載する取り組みも盛んだ。それに伴い、鉱山で活躍する建機の自動運転管制システムの開発に関する求人なども増えている。


■MaaS:前月比15.4%増の2,055件

「MaaS」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は2024年2月末時点で、前月比15.4%増、前年同月比39.1%減の2,055件。前月比での増加は2カ月連続。

主要転職サイト別では、Indeedは前月比26.3%増の1,173件、dodaが同1.6%減の597件、リクナビNEXTが同20.4%増の260件、マイナビ転職は同20.0%減の12件、ランスタッドとエン転職は前月と変わらず10件、3件だった。

MaaS関連では、ライドシェアサービスが2024年4月に一部解禁されることを受け、ライドシェアの運転手を募集する求人が増えてきている。時給制のケースが多く見受けられる。


【参考】関連記事としては「自動運転求人、前月比10.9%減の2万5,512件 2024年1月調査」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)




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