ゴールデンウィーク(GW)も終わり、多くの人にとって日常が戻った。今年は新型コロナウイルスによる行動制限がない久しぶりのGWということで、全国の観光地が賑わいを見せた。
そんな中、「地獄のGW」というワードがTwitterでトレンド入りした。GW中も働かなくてはならない人、特に観光客などで賑わう店舗・エリアで働く人にとっては、GWは喜べるものとは言い難いからだ。
しかし自動運転技術が社会実装されていけば、地獄のGWに苦しむ人は減っていくかもしれない。
■タクシーや警備、飲食店の仕事で・・・
たとえば客商売のタクシー。自動運転タクシーが一般化すれば、そもそもタクシーの運転手として働く人が減るため、(「タクシー運転手の職が奪われる」という視点はとりあえず置いておいて)地獄のGWを味わう人は相対的に減るはずだ。
GW中は観光地で警備の仕事をしている人も休みを取りにくい。しかしGWの時期に無人警備ロボットをフル稼働させれば、うまくシフトを組めば警備員たる人間も3〜4連休をとれるかもしれない。
飲食店であれば、料理の提供を担ってくれる自動配膳ロボットを最大限活用すれば、GW中も少ない人手で店を切り盛りできるようになるかもしれない。店舗の入り口から席まで来店客を案内するロボットの活躍も期待できる。
■「渋滞地獄」のイライラも解消!?
また、GW中は高速道路の大渋滞もドライバーにとっては「地獄」だが、自動運転AIに運転を任せればこうした地獄もなくなる。お盆や年末年始などの渋滞が発生しやすい時期も同様の恩恵を受けることができる。
自動運転技術が将来のGWにどのような影響を与えるのか、注目だ。
【参考】関連記事としては「自動運転タクシーとは?(2022年最新版)」も参照。