自動配送ロボに「歩行者用エアバッグ」!米Nuroの発想力

あえて吹き飛ばし、「車両の下敷き」防ぐ



出典:Nuro公式ブログ

中型自動配送ロボットの開発を手掛ける米Nuroは2022年1月16日までに、第3世代となる自動配送ロボットを発表した。第3世代の自動配送ロボットで特筆すべき点は、「歩行者用エアバッグ」を搭載していることだ。

車体前方に歩行者用エアバッグを搭載しており、万が一の接触の際は衝撃を緩和することができる。また、あえて歩行者を吹き飛ばすことで、歩行者が車両の下敷きになることを防ぎ、大ケガを負わせることを回避することも目的としている。







第3世代の自動配送ロボットは2022年後半にも工場で生産を開始し、量産体制を築くものとみられる。

ちなみに積載量は前世代のロボットに比べて約2倍となっており、食料品を入れた袋を約24袋収納することができるという。マイナス6度〜プラス47度の範囲内で設定可能な温度調節機能も搭載されているようだ。

■第3世代の配送ロボットで地位をより盤石に

2016年設立のNuroは、オリジナルの自動運転初号機「R1」を2018年1月に発表した。当初から運転席や座席などは設けられておらず、モノの配送に特化したデザインになっている。

2018年6月には米スーパーマーケット大手Kroger、2019年6月にDomino’s Pizza、同年12月にはWalmartとの提携を発表し、無人配送サービスの実現に向けた各社のプロジェクトを支える存在となっている。

無人走行による自動配送ロボットは、さまざまな企業が参入しており、競争の激しい分野でもあるが、Nuroはその中でも一際目立つ存在だ。第3世代の自動配送ロボットを展開し、さらに業界での立ち位置を確固たるものにできるか、引き続き注目していきたい。

▼Nuro公式サイト
https://www.nuro.ai/

【参考】関連記事としては「Nuroの年表!自動運転配送ロボットを開発、トヨタが出資」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)









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