ついに!国内初の自治体自動運転バス、2020年秋に走行開始 ソフトバンク子会社BOLDLY

茨城県境町の公道で期間限定せず





出典:BOLDLY

ソフトバンク子会社のBOLDLY株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長兼CEO:佐治友基)=ボードリー=が国内初の実用化事例として、2020年秋から茨城県境町の公道で自動運転バスを運行させる予定であることが判明した。

自治体による自動運転バスとして運行が始まる形となる。新型コロナウイルスの影響で当初の4月スタートという計画は延期されていたが、ついにこの計画が実現する日がやってくる。







■2019年度に計23回の自動運転実証を実施したボードリー

ボードリー社は、ソフトバンクと先進モビリティ社の合弁企業として2016年に設立された企業(これまでにSBドライブからBOLDLYに社名を変更)だ。全国で自動運転バスなどの実証実験に積極的に取り組み、2019年度は計23回の実証実験を実施している。

2020年秋からの運行で使われる自動運転バス車両は、仏NAVYA社製の「NAVYA ARMA(ナビヤアルマ)」。ボードリー社の資料によれば、ハンドルがない最大15人乗りのバスで、最大速度25キロで走行し、一度の充電で平均9時間の走行が可能となっている。

2020年5月の発表では、茨城県境町での運行開始に向けて既に車両3台を輸入したことや、走行予定ルートの3Dマップデータの収集・作成を終えたことなどが明らかにされており、運行がいつ開始するのか注目が集まっていた。

自動運転バスが実用化でき、導入コストや運用コストも抑えていけるようになれば、運転手の確保が難しい地域でも住民向けの公共交通が維持されやすくなる。茨城県境町での導入をきっかけに、全国的に導入の機運がさらに高まっていくことが予想される。

【参考】関連記事としては「BOLDLYの自動運転実証、2019年度は「23回」 5413人が試乗」も参照。

■車両のラッピングデザインを募集中

ボードリー社は2020年秋からの運行開始に向け、自動運転バスの車両ラッピングデザインコンペティションの実施を発表している。テーマは「利根川をイメージしたデザイン」で、応募締切は8月23日となっている。

プロ・アマ問わず広くデザインを募集しており、境町の町長・副町長やボードリー社の佐治友基社長などによる審査を経て、実際にラッピングデザインに採用される大賞1人と優秀賞2人が決定するとのことだ。

応募要領などは以下のページから確認できる。

▼境町車両ラッピングコンペ|BOLDLY
https://www.softbank.jp/drive/campaign/2020/sakai/

【参考】関連記事としては「NAVYA社の自動運転バス「ARMA」、誰でも操作できる?」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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