電子部品製造の浜松ホトニクス株式会社(本社:静岡県浜松市/代表取締役社長:晝馬明)は2018年11月26日までに、105度までの高温環境下でも安定したレーザー出力を発揮する「4チャンネルパルスレーザダイオード」を車載LiDAR用に開発したと発表した。
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LiDARは自動運転の「目」とも呼ばれ、車両の周辺検知に利用される。同社は自動運転車の生産・量産が今後本格化していくことを見込み、2019年から自動車関連メーカーへのサンプル出荷を開始する。
放熱性に優れたセラミックパッケージを採用することなどで、高温環境下でも安定した動作ができるようにした。発表によれば、マルチチャンネル化によって高出力化も図ったほか、遠距離、広範囲へのレーザー光の照射も可能になったという。高密度化によって大幅な小型化も行った。
自動運転向けのLiDARは将来有望な市場として注目を集めている。世界市場は2022年には800億円規模、2030年には5000億円規模まで拡大するとの予測があり、開発に力を入れている大手・スタートアップ企業も目立つようになってきている。
【参考】関連記事としては「急拡大!2030年のLiDAR市場、現在の200倍に 5000億円規模、自動運転車普及で」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) July 3, 2018