国土交通省都市局は2019年11月6日までに、「都市交通における自動運転技術の活用方策に関する検討会」のニュータウン分科会からの報告資料を公表した。
公表した資料では、2018年2月に東京都多摩市と兵庫県三木市で約1週間かけて実証実験を実施したことに触れ、その実証実験の結果概要などについて説明されている。
実証実験をした結果、自動運転技術を活用した公共交通サービスを導入することについては、「買い物等の日常的な施設への移動ニーズと既存公共交通との乗換えに対する一定のニーズを確認した」「所要時間が短縮されることへのニーズはそれほど高くないことを確認した」などと説明されている。
また課題として浮き上がった点としては、運用時に走行中の一般車両や歩行者などとの衝突を避けるために多く手動介入する必要があったことや、予約が重なったことで希望者が利用できないケースがあったことなどが挙げられている。
詳しくは資料公開URL(http://www.mlit.go.jp/toshi/content/001315046.pdf)から確認できるので、詳しく知りたい人はぜひ読んでみてほしい。
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