教育事業などを手掛けるInstitution for a Global Society株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:福原正大)=IGS=は2019年9月23日までに、「MaaSを題材としたSTEAM教育のプログラム構築」などが、経済産業省が主導して進められている「未来の教室」という実証事業に採択されたと発表した。
同社は報道発表でこの「MaaSを題材としたSTEAM教育のプログラム構築」について、講座を実施する前に生徒の資質・能力をビッグデータとAI(人工知能)で評価し、講座が終わったあとに効果を測定するものだと説明している。
今回のプログラム開発ではMaaS人材に必要な能力をターゲットにしているという。具体的には「批判的思考力」や「創造性」「柔軟性」「論理的思考」「デザイン思考」だ。ちなみにSTEAM教育とは「科学」「技術」「工学」「数学」を統合的に学習する枠組みのことを指す。
具体的なプログラム内容は「自動運転は社会を変える?」「自動運転カーシェアリング時代をつくろう」「MaaSにおけるデータは活用できる?」の3つだという。この実証実験における測定は、長野県立坂城高等学校など4つの小中高校で行われる。
【参考】関連記事としては「MaaS(マース)の基礎知識と完成像を徹底解説&まとめ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) July 1, 2019