死角を完全排除!自動運転の目となる新LiDAR、カナダ企業のレダーテックが発表

ロボットタクシーなどでの利用を想定



自動運転の目とも呼ばれる「LiDAR」(ライダー)の製造企業レダーテック(本社:カナダ)=LeddarTech=は2019年9月10日、新製品「Leddar Pixell」を発表した。

同社はこのLeddar Pixellが道路上や周辺の歩行者や障害物の検出性能に優れ、死角を完全に排除するものだとしている。可動部品を使わない「ソリッドステート」設計のため、耐久性が高いことも強みだとしている。


同社はYouTube動画でLeddar Pixellについて紹介している。その動画は下記だ。

同社の製品管理部門バイスプレジデントであるマイケル・プーリン氏は「このセンサーは、トラックやバスなどの大型商用車両における死角をカバーするための効果的な検出ソリューションであり、路上の安全性の向上に貢献します」と強調している。

【参考】LiDARについては「LiDARとは? 自動運転車のコアセンサー 機能・役割・技術・価格や、開発企業・会社を総まとめ|自動運転ラボ」も参照。



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