埼玉県は2019年7月28日までに、スマートモビリティの実証実験を支援する「埼玉県スマートモビリティ実証補助金」の採択先を決定し、決定内容について公表した。
補助金はスマートモビリティ領域における将来の事業化を促進させるためのもの。補助金額は上限2000万円で、補助率は2分の1。募集は2019年5月20日から6月21日にかけて行われていた。
発表によれば、採択された企業・団体は「埼玉高速鉄道株式会社」(さいたま市)、「埼玉工業大学」(深谷市)、株式会社ビコー(毛呂山町)となっている。
補助事業のテーマは、埼玉高速鉄道が「2019年浦和美園駅周辺における自動運転、公道実証実験」、埼玉工業大学が「公道走行可能な自動運転バスの実験車両とAIの実用化・市販化」、ビコーが「自動運転バスの社会実装に向けた計画策定と実証試験の実施」とされている。
【参考】関連記事としては「【インタビュー】「自動運転実証実験の総合プロデューサー」に フィールドオート渡部社長 埼玉工業大学発ベンチャー、ティアフォーとも連携」も参照。
【インタビュー】「自動運転実証実験の総合プロデューサー」に フィールドオート渡部社長 埼玉工業大学発ベンチャー、ティアフォーとも連携 https://t.co/u2IBOrr3XD @jidountenlabさんから
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 10, 2018