独電機メーカーのシーメンス、自動運転の試走距離を大幅削減へ

新たに開発中のソリューションに期待


ドイツの電機大手シーメンスは2018年3月27日、自動運転車の開発に必要な検証や妥当性の確認に必要な時間を短縮するソリューションを開発していることを明らかにした。米イリノイ州のシカゴで開催した「Siemens U.S. Innovation Day」において発表した。







報道発表によれば、新しく開発中だと発表したソリューションは、シーメンスが提供する「Simcenter™ポートフォリオ」の一部。物理学をベースにした高いレベルのシミュレーション技術とセンサーデータの処理に関するテクノロジーを活用するという。

自動運転車やそれに付随する技術の開発では通常、膨大な量のデータの処理や走行試験が必要になる。新たなソリューションを活用することにより、同社は「自動運転車の安全性の実証に必要な走行試験の走行距離を大幅に削減します」と説明している。

同社によると、自動運転車を実現させるためには本来であれば数億マイルから数千億マイル(1マイル=1609メートル)の走行実験が必要であるとの見方がある。世界的に自動運転車開発競争が激化する中、今回発表したソリューションのように、走行実験の距離・期間を短縮化に関する技術に対する注目度は高い。

【参考】シーメンスの今回の発表に関する詳しい内容は、シーメンス社の日本語版公式ホームページにおけるニュースルームにおいて、「プレスリリース」として公表されている。







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