トヨタ、新たに自動運転技術の研究職求人 予定年収は600万円から

5年以上の経験必要、勤務先は静岡県裾野市



トヨタ自動車が自動運転技術を専門に扱う研究職の求人募集を、2019年6月28日までに開始している。求めているのは自動運転領域にて世界トップレベルのエンジニアを目指し、学び続ける意欲を持った人物だという。


募集ページ:doda:トヨタ自動車株式会社【静岡県裾野市】自動運転技術の研究(知能化技術)~クルマづくりを通じて社会に貢献する~

具体的な仕事内容を見てみよう。

勤務地は静岡県にある東富士研究所で、自動運転レベル4(高度運転自動化)、レベル5(完全自動運転化)以上の全自動運転技術の研究開発を行うようだ。センサ信号処理や機械学習などの専門知識が募集の要件に入っていることから、実用化を目指した実証実験などにも関わることができそうだ。

■年収は600万円から、即戦力人材求む?

募集対象となるのは大学院または大学卒以上の学歴を持った人で、実際に自動運転開発に5年以上関わった経験が必要となる。長い目で育てる新卒の人材ではなく、即戦力となる人材を募集するのが目的のようだ。


また最低でも博士または修士の学位か、同等レベルの経験が必要となっている。さらに、機械学習や人間が持つ知識のモデリングなど、AI(人工知能)関連の専門知識や大規模ソフトウェアへ新しいアイデアを組み込み、開発を進められるソフトウェア開発能力が必須となっている。

月給は大学卒の初任給換算で、学士で20万7000円から、修士で22万9000円から、博士は26万3000円から。予定年収は600万円からとなっているが選考で上下する可能性があるといい、所有するスキルによって大きな差となりそうだ。

募集期間は2019年9月22日まで。勤務時間や福利厚生などの詳しい条件は「募集ページ」を参照。

【参考】関連記事としては「業界でやりがい1位!AIにも自動運転にも力を入れるトヨタ」も参照。



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