自動運転OS開発のティアフォー、「ROS 2」の開発チームに加盟

Autowareの基盤に採用へ



オープンソースの自動運転OS「Autoware」を開発・提供する株式会社ティアフォー(本社:愛知県名古屋市/代表取締役社長:武田一哉)は2019年5月8日、ロボットアプリケーション用のソフトウェアプラットフォーム「Robot Operating System」(ROS)の次世代規格「ROS 2」の開発チームに加盟したと発表した。


加盟したのはROS 2の開発チームに相当する「ROS 2 Technical Steering Committee」(ROS 2 TSC) 。ROS 2 TSCは自動運転を含む幅広いロボット技術などを開発する企業や研究機関で構成されており、今後ティアフォー社は開発や管理・運営に参画し、自動運転技術でROS 2 TSCに貢献していく。

ティアフォー創業者の加藤真平氏は「ROS 2は、自動運転をはじめ多くの機能安全領域におけるオープンソースソフトウェアの業界標準になっていくでしょう」と説明。その上で「今回の加盟はティアフォーとAutowareにとって、自動運転システムの品質を研究開発レベルから製品レベルに高める絶好の機会になると考えています」としている。

ティアフォーはこのほか報道発表で「Autowareの基盤としてROS 2を採用することに取り組みます」とも説明している。

【参考】関連記事としては「【大会ルポ】太陽や風も難敵に…自動運転AIチャレンジ、初開催 Autowareを使って走行精度競う」も参照。



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