日産自動車はこのほど、「自動運転社会の未来」をテーマにしたSF小説「答え合わせは、未来で。」を、2019年11月26日から2020年1月30日まで電子書籍アプリ「Kindle」で販売すると発表した。
「答え合わせは、未来で。」は全19話のショートストーリー集(各4ページ)で、人気作家7人とともに自動運転社会の未来の姿を描くという試みだ。1ダウンロード88円で発売され、日産自動車の公式ウェブサイト上でも一部作品を試し読みできる。
4ページの短いストーリーの中に登場する未来のクルマ社会は、車載AI(人工知能)との会話や信号のない道路など、いまの常識にとらわれない内容のものばかりだ。実際に読んでみるとなるほどと思うストーリーも多く、そんな未来が実現してもおかしくないと思えてくる。
「答え合わせは、未来で。」は、自動運転社会がどんな社会なのかいまいち具体的に想像できない人にもおすすめだ。売上金は「日産スマイルサポート基金」を通じ、東日本大震災の被災地に住む子どもや若者たちの未来を応援する事業などのために全額寄付されるという。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) May 20, 2019