愛知県「ITS業界の凄腕技術者を派遣します」と希望校を募集 学生や生徒に自動運転などの最前線伝える試み

募集期間は2019年4月19日まで





愛知県ITS推進協議会(所在地:愛知県名古屋市/会長:大村秀章)は、ITS(高度道路交通システム)分野の第一線で活躍する技術者が愛知県内の大学・高等専門学校で講義を行う「あいちITS大学セミナー」の開催学校の募集を2019年3月13日から開始している。







ITSとは情報通信技術を活用して人と車と道路をつなぎ、交通事故や渋滞といった交通問題や大気汚染などの環境問題を解決するシステムのことを指す。高速道路のETC(自動料金支払いシステム)やカーナビの渋滞情報などに活用されているVICS(道路交通情報システム)もITS技術の一種だ。

現在国内外で開発競争が激化している自動運転技術はITS技術が基盤となっている部分が多く、2015年には政府が「官民ITS構想・ロードマップ」でITS戦略を進めるなど年々需要が高まっている。大手自動車メーカーをはじめ、自動運転開発を行う企業ではITS分野の開発に携わる人材の確保が急務となっている。

こうした需要の高まりを受け愛知県ITS推進協議会は2005年から「あいちITS大学セミナー」を開催。協議会会員のITS技術者、研究者を県内の大学や高等専門学校に派遣し、学生に講義をって技術や業界の動向を伝えているわけだ。

■第一線で活動する企業や団体から講師を派遣

講義を行うのは自動運転業界の第一線で活躍する企業や団体で、最新のITS技術動向や自動運転と社会の関わりなどが学べる。需要の高まりを受け、初開催の2005年から30年の間で参加学校は7校から12校、開催回数は8回から19回に増加している。

このような取り組みで自動運転分野に興味を持つ学生が増えれば、この分野での優秀な人材が日本でも増えてくることにつながる。そうすれば自動運転車開発が加速し、社会への実用化もより早く実現していきそうだ。

【参考】愛知県は自動運転セミナーを積極的に開催している「愛知県、自動車関連企業向けに無料のCASEセミナー開催 自動運転などトピックに」も参照。






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