運転手のドライブ行動を解析し、その特性に合った音声広告を配信——。エフエム東京(TOKYO FM)とパイオニアが新たに開発したサービスが話題を呼びそうだ。
両社は2019年1月22日にこのサービスを開発したと発表した。TOKYO FMが提供するラジオアプリ「WIZ RADIO」のログデータをパイオニアの技術で解析すると運転手のドライブ行動が分かり、そのドライブ行動の特性に合った音声広告を最適なタイミングで同アプリを通じて配信するというサービスのようだ。
今回のサービスの開発は、コネクテッドカーや自動運転車など今後普及する中で、自動車の車内に対する考え方が今後大きく変わっていくことなどが背景にある。このサービスの名称は「ドライブ行動特化型デジタル音声広告」で、2019年2月から試験配信を行うという。
両社は「TOKYO FMが培ってきたメディアノウハウや地域特化情報発信ノウハウと、パイオニアが培ってきた車室内エンタテインメントに関するノウハウ、プローブ解析技術を組み合わせ、音楽を用いた新しいカーライフの提案を進めてまいります」としている。
【参考】関連記事としては「自動運転車、広告業界が狙うのは運転手が自由になる「584時間」 電通は配信プラットフォーム開発」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 21, 2018