乗換案内のジョルダン、「モバイルチケットサービス」提供へ MaaS事業を強化

英Masabiの日本における総代理店に



乗換案内サービスを手掛けるジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:佐藤俊和)は2019年1月22日までに、経路検索やチケット購入・乗車をスマートフォンだけで完結させる「モバイルチケットサービス」を、2019年から本格的に提供開始すると発表した。


ジョルダン社はモバイル向け交通チケットサービスを世界展開する英Masabi(マサビ)社と日本における総代理店契約を結んだことを発表している。Masabi社のシステムを活用してモバイルチケットサービスを日本で展開していくものとみられ、2020年までに複数の交通機関への導入を目指す。

Masabiは2001年に創業し、公共交通機関の乗車券を携帯端末上でデータとして扱える技術を開発してきた。現在は世界の40以上の交通事業者などにサービスを提供しており、アメリカでの導入も進む。

ジョルダンは移動に関するMaaS(マース)事業を強化するため、2018年7月にはJ MaaS株式会社を設立した。将来的に交通や観光分野の事業者向けにMaaSインフラを提供することを目指しており、協力企業を募るなどしている。

【参考】関連記事としては「ジョルダンの「乗換案内」、選択肢にカーシェアも追加へ MaaS事業を強化」も参照。



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