自動運転シンポジウム、企業内技術士交流会主催で10月12日に開催 ティアフォーやインテル、ナカニシから講師参加

参加者募集中、貴重な交流会も



出典:日本技術士会プレスリリース

公益社団法人日本技術士会(統括本部:東京都港区)の登録組織「企業内技術士交流会」は2018年10月12日、東京都内の芝浦工業大学・豊洲キャンパスで、「加速する自動運転の開発 ~まちやくらしの未来像を考える~」と題したシンポジウムと懇親会を開催する。

シンポジウムでは日本と海外における自動運転研究の最新動向などについての講演などを通じ、要素技術の各論や克服すべき社会的課題や技術的課題などについて学ぶ。自動運転社会における都市計画やビジネスチャンスなどについても考える。


講演では株式会社ナカニシの中西孝樹氏(自動車産業リサーチ代表兼アナリスト)が「社会実装期に入った自動運転の展望~グローバルOEMの戦略的アプローチの比較から~」、株式会社ティアフォーで取締役も務める名古屋大学未来社会創造機構の二宮芳樹氏(モビリティ領域・特任教授)が「完全自動運転を可能にする技術ポイントと今後の課題」と題した講演を行う。

インテル株式会社からは、事業開発・政策推進ダイレクターでありチーフ・アドバンストサービス・アーキテクトでもある野辺継男氏(名古屋大学未来社会創造機構客員准教授)が参加し、「自動運転社会がもたらす変革、新しいビジネスの展望」をテーマに最新情報などを解説する。講演が終了したあと2時間程度、講演者と参加者が交流する懇親会を開く。

■技術士資格が無くても学生でも参加可能

シンポジウムは午後1時から午後5時まで、懇親会は午後5時から午後7時まで。定員は約300人で、エンジニアのほか技術士資格を保有していない人や学生の参加も歓迎している。会費はシンポジウム参加費が2000円(学生500円)、懇親会参加費が3000円。参加申込は10月4日までに「企業内技術士交流会ホームページ」から。

【参考】日本政府の自動運転社会の実現を後押ししている。詳しくは「内閣府SIP第2期「自動運転」を完全解説 目標や研究開発内容、実証実験の実施計画は?|自動運転ラボ」も参照。


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