オランダの研究機関TNO、横浜でAI自動運転技術を開発 自国では車載センサーやカメラの試験、走行ソフトウェア搭載の役割も

神奈川県やジェトロも進出支援



1932年にオランダ議会によって設立された「オランダ応用科学研究機構(TNO)」が、神奈川県横浜市に日本法人を設立し、自動運転技術の研究開発などに取り組んでいる。


TNOは自動車やIT、エネルギー、エレクトロニクスなどの様々な研究開発に取り組んでいるヨーロッパ最大級の研究機関。特に自動車関連では、自動運転技術の開発や二酸化炭素(CO2)削減技術の実用化、コンサルティングなどのサービスを政府機関や企業などに提供している。

自国オランダではアイントホーフェン市における自動運転社会の実現計画において、自動運転車に自動運転ソフトウェアを搭載したり、センサーやカメラをテストしたりする役割を担っている。日本進出では、日本国内の顧客への営業・サービス展開の強化などを行っていくようだ。

TNOの日本進出は、横浜市や神奈川県、独立行政法人 日本貿易振興機構(ジェトロ)が連携して支援した。

【参考】欧州においても自動運転開発は盛んだ。関連ニュースとしては「EUは「2030年代」に完全自動運転を実現 100兆円市場誕生に期待|自動運転ラボ 」も参照。



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