自動車の運転が初めて解禁された中東サウジアラビアの女性たちが、米Uber Technologies(ウーバー・テクノロジー)のライドシェアサービスに運転手として登録するため、まず自動車免許の申請を続々行っているようだ。
Uber Technologiesの調査によれば、実にサウジアラビアの女性の30%以上がウーバーのライドシェア事業で収入を得ることに興味を寄せている模様だ。報道などによると、既にサウジアラビアの女性12万人が運転免許の申請を既に行ったとみられ、サウジアラビアで2018年にUber Techonologiesの登録運転手が一気に増える可能性がある。
サウジアラビア政府は石油依存の経済体質から脱却するために、女性の社会進出を奨励している。そのための施策の一環として、2018年6月にサウジアラビアの公的投資基金がウーバーに35億ドル(約3900億円)の資金提供をしており、ライドシェア業界での女性の活躍を後押ししている。
ウーバーはサウジアラビアに2014年に参入し、事業を順調に拡大させている。