良品計画のデザイン力!自動運転バス「Gacha」にグッドデザイン賞!

風合いの良さや居心地の良さなど評価



出典:グッドデザイン賞公式サイト

2019年のグッドデザイン賞に自動運転バス「Gachaシャトルバス」が選ばれた。このGachaシャトルバスはフィンランド発のプロジェクトとして開発が進んでおり、日本の良品計画(本社:東京都豊島区/代表取締役社長:松﨑曉)もデザインパートナーとして参画している。

このGachaシャトルバスとはどういった特徴があるのだろうか。グッドデザイン賞の公式サイトで紹介されている概要によれば、どんな気象条件でも走行できる「全天候対応型」で、前と後の区別がない車体デザインとなっているという。実用化目標は2020年を定められているようだ。


デザインで評価された点が、車体の風合いの良さや居心地の良さを意識した空間設計だ。審査委員の評価コメントでは「地域の人たちが交流しながら移動するモバイルコミュニティスペースとしての役割をも提案していることに感心した」とも述べられている。

Gachaシャトルバスの概要は下記の通りだ。

サイズ:L4.5m × W2.5m × H2.8m
定員:16人(座席数10席、立ち乗り6人)
自動運転での最大時速:40キロ
駆動装置:4WD、電動
走行距離:急速チャージにより100km以上(オプションとしてワイヤレスチャージも可能)

【参考】関連記事としては「「自動運転×ヨーロッパ」の最新動向は? 各国政府や企業の取り組みまとめ」も参照。



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