株式会社豊田自動織機(本社:愛知県刈谷市/代表取締役社長:大西朗)が開発した自動運転牽引車「トヨタL&F・ACBTY4」が、2019年度のグッドデザイン賞を受賞した。
トヨタL&F・ACBTY4は、台車に乗せた部品などを搬送するための自動運転牽引車だ。これまでの人力による搬送や部品棚への移し替えを自動化することができることなどが特徴で、広い工場などにおいて省人化に寄与する。
自動運転と有人運転の切り替えが可能なことも特徴だ。従来の自動運転牽引車は人が乗れない構造をしているものが多かったが、車体のコンパクト化を進める中で人が乗るスペースを確保したという。
審査委員からはデザインがスマートになったことや、人手不足が深刻化する中で自動運転による台車搬送を可能にしたことなどが評価された。
グッドデザイン賞は1957年から続く由緒ある賞だ。製品や建築、サービス、システムなどさまざまなものが審査対象で、デザインを理想や目的を果たす手段と定義し、世界中から集まった応募の中から受賞対象が選ばれる。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 5, 2019