自動運転車に導入も!エッジAIスタートアップのエイシング、「DBT-HQ」をリリース

予測精度を最大約50%向上



エッジAIスタートアップの株式会社エイシング(本社:東京都港区/代表取締役CEO:出澤純一)は2019年6月2日までに、エッジAIにおいて導入機器側でリアルタイムな自律学習が可能な同社提供の独自のAIアルゴリズム「ディープ・バイナリー・ツリー」(DBT)について報道発表を行った。

その内容は、このDBTにおいて従来のAIアルゴリズム「DBT-HS(High Speed)」より予測精度を最大約50%向上させたAIアルゴリズム「DBT-HQ(High Quality)」をリリースするというものだ。6月2日現在で既にリリースされている。


出典:エイシング社プレスリリース

同社が「DBT-HQ」の特徴として挙げている点は下記の3つだ。

スタンドアローン(自律学習)
〜クラウドと通信することなくエッジ側で学習から予測までの処理が完結

リアルタイム学習
〜逐次学習を行うことで環境や個体の「変化」に追従が可能

高精度な学習と予測を実現
〜従来の「DBT-HS」に比べ最大約50%※1の予測精度向上を実現


同社はこのDBT-HQについて「導入機器側でのリアルタイム予測とより精度の高い予測を必要とする自動運転車や産業機械への導入に適しており、今後モビリティ業界や製造業界への実装化を中心に進めてまいります」としている。


関連記事