自動運転技術でも注目!日本唯一のユニコーン「Preferred Networks」に内閣総理大臣賞

第5回日本ベンチャー大賞



Preferred Networks社の全自動お片付けロボットシステムを見学する安倍首相と同社の西川社長(右から2人目)=出典:経済産業省

日本唯一のユニコーン(企業価値が10億ドル以上の非上場企業)と言われる株式会社Preferred Networks(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:西川徹)=プリファードネットワークス(PFN)=が、第5回日本ベンチャー大賞(主催:経済産業省など)において「日本ベンチャー大賞(内閣総理大臣賞)」を受賞した。

Preferred Networks社は2014年創業。深層学習などの先端技術の実用化に向け、自動運転技術や産業用ロボットの高度化、がんの早期診断などに関する取り組みなどを続けている。


授賞式では安倍晋三首相から表彰状を授与され、安倍首相は「全自動お片付けロボットシステム」などを見て回った。同社の西川社長は「後は、家事などを代替するパーソナルロボットの実現や、スポーツ解析、クリエイティブなどの新しい分野にも深層学習の応用領域を拡大し、社会の役に立つ新しい技術の開発に、より一層邁進してまいります」としている。

Preferred Networks社は米調査会社「CBインサイツ」が公表しているユニコーンリスト(2019年1月版)において、日本から唯一リストアップされており、企業価値は20億ドル(約2200億円)とされている。リストは「https://www.cbinsights.com/research-unicorn-companies」から確認できる。


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