Drone Fund 2号、52億円を資金調達 空飛ぶクルマも投資対象

調達額「世界最大規模」と発表



空飛ぶクルマも重点領域の「Drone Fund 2号」が52億円の資金調達を実施したことが、2019年5月7日に発表された。ドローン・エアモビリティ特化型ファンドによる調達額としては「世界最大規模」とされている。

Drone Fund 2号の正式名称は「千葉道場ドローン部2号投資事業有限責任組合」で、第1号ファンドに続いて2018年8月設立に設立された。目指しているのは「『ドローン前提社会』や『エアモビリティ社会』の実現」で、空飛ぶクルマも投資対象だ。


発表によれば、Drone Fund 2号の新たな投資企業・投資家(リミテッドパートナー=LP)として、西部ガスやGMOインターネット、オリックス、日本郵政キャピタル、ゼンリン、エイベックスなどが参画し、エンジェル投資家からの出資も多数受けたという。

Drone Fund 2号における投資先スタートアップ=出典:Drone Fund 2号プレスリリース

1号ファンドでは22社、2号ファンドでは7社に既に投資を行っていることも発表されている。その中には空飛ぶクルマの開発を行うSkyDrive社やテトラ・アビエーション社も含まれている。


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