YouTubeじゃ観れない国の「自動運転レベル3」紹介動画が必見

レベル3の特徴や注意点、分かりやすく解説





出典:政府インターネットテレビ

政府インターネットテレビで「進化を続ける自動運転~2020年4月から”レベル3”が走行可能へ~」という3分の動画が2020年3月30日に公開された。YouTubeなどにはアップされていないようだが、レベル3に関する知識が分かりやすく紹介されている優良動画だ。

2020年4月1日に改正道路交通法が施行され、日本で自動運転レベル3の実用化に向けた環境が整う中、私たちは自動運転レベル3とどのように向き合っていけばよいのか。動画の内容を紐解きながら、考えていこう。







▼進化を続ける自動運転~2020年4月から”レベル3”が走行可能へ~|政府インターネットテレビ
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg20482.html

■自動運転レベルについて
出典:政府インターネットテレビ
レベル0〜2について

自動運転車はシステムの機能に応じ、自動運転レベルが「0〜5」までの6段階に設定されている。レベル0はドライバーがすべての操作を行う従来の運転スタイルの段階を指す。レベル1とレベル2にはブレーキ制御や急発進抑制など「運転支援システム」が搭載されている段階だ。

レベル3について

レベル3では一定の条件下でドライバーの運転操作が不要となる。例えば高速道路などでハンドルから手を離し、システムに運転操作を任せることができるようになる形だ。ただ条件に合わない場所では自動運転は許されない。また、一定条件下であっても緊急時には人が運転操作を代わらなければならない。

レベル4〜5について

レベル4では一定の条件下でシステムがすべての運転操作を行い、緊急時もシステムが対応する段階だ。レベル5ではどこでもいつでもシステムがすべての運転操作を行う。つまり、完全な自動運転が達成させることとなる。

【参考】自動運転レベルの定義については「自動運転レベル0〜5まで、6段階の技術到達度をまとめて解説」も参照。

■レベル3で注意すべき2つのこと
出典:政府インターネットテレビ

レベル1、2からみればレベル3への発展は大きな一歩だが、レベル3は万能ではない。ドライバーは自動運転中でも責任を持って安全に運転する義務がある。

そんなレベル3においては注意すべき点が2つある。1つ目は、一定の条件下以外では自動運転を行なってはいけないということだ。そして2つ目は、自動運転中に一定の条件下から外れたり、故障が生じたりした緊急時には警報が鳴るが、その際にドライバーはただちにハンドルを握って通常の運転を行わねばならないということだ。

この2つ目について言えば、つまり人はいつでもシステムから運転を引き継げるよう、飲酒や居眠りをしてはいけないのはもちろんのこと、座席移動によって運転席から離れることも許されない。

運転席に座っていながらも手を離していられる状態はレベル1、2と比べれば大きな進歩だが、レベル3はあくまでもドライバーの運転負担を軽減するレベルということは覚えておきたい。万が一自動運転中に事故や違反が起きた場合、運転手が必ずしも免責されるわけではない。

【参考】関連記事としては「自動運転レベル3の「油断の罠」に挑む技術者たち」も参照。

■【まとめ】ぜひ一度この動画の視聴を

自動運転レベル3に関しては、ホンダが今年の夏にも搭載車両を発売することが報じられている。レベル3搭載車の購入を検討している人も、自動運転に関心がある人も、ぜひ一度この動画を視聴してみてはいかがだろうか。

▼進化を続ける自動運転~2020年4月から”レベル3”が走行可能へ~|政府インターネットテレビ
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg20482.html

【参考】自動運転レベル3については「【最新版】自動運転レベル3の定義や導入状況は?日本・世界の現状まとめ」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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