自動運転で「究極」謳うスマートシティ、NZで爆誕!?ハイテク企業がコラボ

自動運転シャトル、2021年に本格運行開始へ



出典:Paerata Rise公式サイト

現在、ニュージーランドのオークランドで、大規模な住宅開発プロジェクトとして「Paerata Rise」計画が前進している。世界的にも注目される「究極のスマートビレッジ」になりそうな予感で、住民向けの自動運転シャトルの運行も始まるようだ。

果たしてこのPaerata Rise計画とはどのようなものなのだろうか。日本ではトヨタが来年Woven Cityの建設に取り掛かるが、それに匹敵もしくは凌駕するようなスマートシティプロジェクトなのだろうか。







■Ohmio社などが連携して自動運転シャトルを運行

Paerata Riseでは300ヘクタールの広大な敷地に4,500戸もの住宅が今後25年で建設される見込みだ。

ロボット工学に強みを持つThink Robotics社、モバイルネットワークを提供するDense Air社、ニュージーランド唯一の自立型シャトルメーカーOhmio社のハイテク企業3社が連携し、オンデマンド輸送型の自動運転シャトルを運行するようだ。

この自動運転シャトルは、駅と学校や、テニスコート、スポーツ施設などの移動を容易にするもので、現在すでに路上テストの段階に入っており、2021年には本格稼働が開始される予定のようだ。

Ohmio社の幹部はこれまでの路上テストの実施に関し、「自動運転車がオンデマンドで乗客を乗せることができる我々の送迎サービスをニュージーランドで初めてテストすることができた」と自信を見せている。

■スマートシティにおける主役は自動運転車!?

今後新たに建設されるスマートシティでは、自動運転車が確実に主役級の存在となっていく。まず約360人が住む予定のトヨタのコネクティッド・シティ「Woven City(ウーブン・シティ)」でも、自動運転車両が住民の移動を支える予定だ。

ちなみにWoven Cityでは、地上に3本の道、地下に1本の道を整備することが明らかにされており、地上の3本の道は「自動運転専用」「歩行者専用の道」「歩行者とスマートモビリティが混在する道」という役割をそれぞれ持ち、地下の道も自動運転で使用される計画のようだ。

スマートシティという「限定領域」であれば、自動運転車を使った自動運転シャトルや自動運転タクシーなどの移動サービスは非常に展開しやすい。Paerata Rise計画における自動運転シャトル、そしてWoven Cityでのトヨタの取り組みに、引き続き注目していきたい。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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