自動運転シャトルで「エデュテイメント」提供!万博記念公園で共同実証

三井物産やパナソニック、凸版印刷などが実施



(左)利用予定車両(右)搭載ディスプレイ=出典:凸版印刷プレスリリース

大阪府吹田市にある万博記念公園で2020年10月23日から、自動運転車両を活用した次世代型モビリティサービスの共同実証試験「EXPOオートライド&ガイド(仮称)」が実施される。新型コロナウィルスの影響で9月実施が延期となり、10月から取り組まれる形だ。

この実証試験には、三井物産とパナソニック、凸版印刷、博報堂、西日本旅客鉄道(JR西日本)の5社が参加し、11月16日にかけ計16日間実施される。







■移動体験型サービス「エデュテイメント」を提供

今回の実証試験で使用される自動運転車両は、ソフトバンクの子会社で自動運転サービスの開発・提供を手掛けるBOLDLY株式会社が提供する仏ナビヤ社製の「NAVYA ARMA」。国内でも公道での実証走行の実績がある小型自動運転EVシャトルだ。

この車両にパナソニックが開発している透明ディスプレイを搭載することで、公園や庭園の風景を見ながら、ディスプレイで対話型アバターや多言語対応型アバターのガイダンス映像を同時に見ることができるという。

これらを活用し、楽しみながら学ぶ「エデュテイメント(エデュケーション+エンターテイメント)」を新たな移動体験型サービスとして提供し、万博記念公園の活性化と移動体験型サービスの実用化につなげたい考えのようだ。

■2025年大阪・関西万博に向け、盛り上がりに貢献

走行ルートは2パターン用意されている。

1つ目のルートは、乗車時間がおよそ20分間のパビリオンルートだ。1970年万博のパビリオン跡地を巡りながら、対話型アバターにより、50年間の進歩と調和の変遷、2025年万博の未来を垣間見ることができる。

2つ目のルートは、乗車時間がおよそ30分間の日本庭園ルートだ。多言語対応型アバターのガイダンスにより、日本庭園の歴史や分野を楽しく学べるという。

NAVYA ARMAには一般の来園客が乗車可能で、2025年大阪・関西万博に向け、自動運転技術がより一層の盛り上がりに貢献しそうだ。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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