自動バレーパーキング、独ボッシュと米フォードがデトロイトでデモ開始

車とインフラが通信、スペースの駐車効率アップも



出典:ボッシュプレスリリース

自動車部品メーカー大手の独ボッシュは2020年9月16日までに、フォードのSUV「エスケープ」の研究車両を活用し、米国初となるインフラ協調型の高度自動バレーパーキングソリューションのデモンストレーションを開始したと発表した。

米デトロイトでボッシュのインフラシステムを活用し、テスト車両が自動駐車を行うというもの。ボッシュとフォードに加え、デトロイト市最大の不動産デベロッパーが協働し、デモンストレーションを実施するという。







報道発表の中でベッドロック社の幹部は「このソリューションは、駐車時間を大幅に短縮するだけではありません。デトロイトに自動駐車をもたらし、我々のテナントや来訪者、近隣住民や居住者に究極の利便性をもたらす最初のステップであると捉えています」と述べている。

今回の自動バレーパーキングでは車両側とインフラが通信を行い、車両の駐車動作が安全に行われるようにして実施される。車両の経路上に危険物などを感知した場合、インフラ側から車両を停止することができるという。

■自動駐車ソリューション導入のメリットは?

自動駐車ソリューションが導入されれば、ドライバーは駐車操作に必要な時間が短縮できる。

駐車場の所有者にとっては、駐車場内の空間をより有効に活用できるというメリットがある。過度に広い空間をあけずに自動車を駐車させていくことができるからだ。同じ広さのスペースに駐車できる車両台数は20%増加するとも言われている。

ボッシュは自動バレーパーキングの領域で業界をリードする存在で、今回のデモンストレーションは業界関係者やデトロイト市民などから多くの注目を集めそうだ。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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