日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要4転職サイトにおける2025年7月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。
■自動運転:前月比3.6%増の5,839件
「自動運転」の関連求人案件数(主要転職4サイト)は2025年7月末時点で、前月比3.6%増、前年同月比12.9%増の5,839件だった。先月に続いて過去最高を更新した格好だ。
サイト別では、dodaが前月比4.6%増の5,427件、マイナビ転職は同10.5%減の238件、ランスタッドは前月と変わらず78件、エン転職は同8.6%減の96件だった。
■自動運転分野への参入増が追い風
自動運転バスの実証実験は日本政府の支援もあり、日本各地で盛んに実施されている。自動運転タクシーの商用展開を計画する自動車メーカーも出てきた。そんな中、この商機を掴もうと多くの企業が自動運転分野への参入に挑みつつある。
各社が自社の強みを生かした参入を模索する中、関連求人は今後も増えていきそうだ。
■MaaS:前月比1.5%増の812件
「MaaS」の関連求人案件数(主要転職4サイト)は2025年7月末時点で、前月比1.5%増、前年同月比0.2%減の812件となった。
主要転職サイト別では、dodaが前月比0.8%減の761件、マイナビ転職は同72.0%増の43件、ランスタッドは前月と変わらず10件、エン転職も前月と変わらず4件だった。
MaaS関連の求人では関連ビジネスの拡大に向け、担当部署の人材を増強するために求人を新規掲載する例が目立つ。
■モビリティ業界の動向を発信
自動運転ラボは、モビリティ業界の求人動向の分析を続けている。また、各社によるタクシー配車アプリの展開状況やタクシー運転手の求人動向、カーリース・サブスク、自動車保険、中古車買取の業界動向の分析も行っている。
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【参考】関連記事としては「「自動運転」関連求人数、過去最高!前月比1.8%増の5,636件」も参照。
大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報)
【著書】
・自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
・“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)