ライドシェア関連求人、前月比で7.6%減の109件 実施事業者増で求人に増加余地

2024年11月末調査、主要転職5サイトを分析



日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要5転職サイトにおける2024年11月末時点の「ライドシェア」関連求人案件数を発表した。

主要転職5サイトにおけるライドシェアの関連求人案件数(※「ライドシェア」と検索してヒットした求人)は2024年11月末時点で前月比7.6%減の109件となった。転職サイト別では、リクナビNEXTが同18.6%減の48件、マイナビ転職が同25.0%増の5件、ランスタッドは前月と変わらず2件、エン転職が同28.6%減の5件だった。

出典:自動運転ラボ
【自動運転・MaaS業界特化型転職支援サービス】 自動運転ラボでは、独自に「自動運転・MaaS業界特化型転職支援サービス」を提供している。ご登録を希望の方は「登録フォーム」から必要事項を記入の上、申し込みを完了願います。

■実施事業者増で求人に増加余地

タクシー会社のみがサービス提供事業者になれる「日本版ライドシェア」(自家用車活用事業)は、今年4月に解禁された。UberやDiDiは直接的にはサービスの提供事業にはなれないが、ライドシェアサービスを展開するタクシー事業者は解禁後、一貫して増加傾向にある。

国土交通省が公開している2024年11月24日時点の最新データによれば、「大都市部」(12地域)の実施事業者数は418事業者で、10月27日時点のデータから42事業者増、「その他地域」における実施事業者数は319事業者で80事業者増となっている。

ライドシェアサービスの実施事業者の増加はライドシェア求人の増加に結びつくため、今後ライドシェア関連求人が増える余地は十分にありそうだ。

\自動運転業界への転職なら! (PR)/

■自動運転やMaaSの求人動向も調査

自動運転ラボではライドシェア求人の調査のほか、自動運転やMaaSに関する求人動向調査も実施している。

その他、シェア争いが激しいタクシー配車アプリや、近年関心が高まっているカーリース・サブスク、自動車保険や中古車買取などの業界動向の分析も行っている。詳しくは以下の記事などを参考にしてほしい。

▼タクシーアプリのクーポン情報まとめ!GO、S.RIDE、Uberなど
https://jidounten-lab.com/u_46697
▼新車中古車カーリース・サブスク、おすすめ16社を比較!月額料金・口コミ・評判は?
https://jidounten-lab.com/u_46013
▼自動車保険の一括見積もりサイト、おすすめ3社の特徴解説!メリットは?
https://jidounten-lab.com/u_48386
▼中古車買取、一括査定サービス8社を徹底比較!口コミ・評判や注意点、申込方法は?
https://jidounten-lab.com/u_48288

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)



関連記事