米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)が、新年早々の2021年1月2日、自動運転に関する新たな発言をTwitterのツイートを通じて行った。以下がそのツイートだ。
Tesla Full Self-Driving will work at a safety level well above that of the average driver this year, of that I am confident. Can’t speak for regulators though.
— Elon Musk (@elonmusk) January 2, 2021
このツイートの中でマスク氏は「Tesla Full Self-Driving will work at a safety level well above that of the average driver this year, of that I am confident」と述べている。
要約すると、テスラの自動運転ソフトウェア「FSD(Full Self-Driving)」の安全度は人間による運転の平均値を今年上回る、という趣旨の発言ということになる。FSDの技術向上に自信を示した形となっている。
■2020年末には「FSDサブスク」発言も話題に
イーロン・マスク氏は2020年の年末には、FSDを今年初頭からサブスクリプションで展開するという趣旨のツイートをし、話題になった。今回の発言から、2021年もこうした前のめりの発言がマスク氏から引き続き飛び出し続けることが予想される。
ちなみにテスラの株価は2020年の1年間で8倍以上に跳ね上がっており、2021年にどのようにテスラの株価が推移していくのかについても注目していきたいところだ。
【参考】関連記事としては「テスラ株価、2020年で8倍強 ”自動運転”発言、熱狂する投資家も」も参照。