静岡県がなかなかのフットワークの軽さを見せている。2019年度に道路や施設などの3次元(3D)データを公開するらしい。来たる自動運転社会の環境整備を県内で加速させるためのようだ。静岡新聞が報じた。
報道によれば、まず伊豆エリアをモデル地区に3Dデータの収集を進める。地域のこうした情報がオープンデータで誰でも閲覧・使用できるようになれば、静岡を実証実験の場にしたいと名乗り出る企業や団体が増える可能性があり、県としても経済活性化が期待できる。既に名古屋大学などと連携して実証実験が行われる計画もある。
2019年は、ソフトバンクとトヨタの合弁会社Monet Technologiesの実証実験の場となる名古屋市に加え、静岡県の動きにも注目していきたいところだ。
【参考】関連記事としては「トヨタとソフトバンクの合弁Monet Technologies、自動運転やMaaSの実証実験の地を名古屋に」も参照。
試験の地は名古屋!トヨタ自動車とソフトバンクの自動運転事業、2019年春ごろから開始 https://t.co/kqXumQBRQ7 @jidountenlab #トヨタ #ソフトバンク #名古屋
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) January 1, 2019