ライドシェア世界最大手のウーバー・テクノロジーズは、日本ではライドシェアではなくタクシー配車アプリの展開を主な事業に据えている。名古屋で既に配車アプリのサービスを提供しており、大阪でも2019年1月からサービス提供を開始すると既に発表されている。
まず大都市圏を中心に事業を拡大していくとみられていたが、このほど同社の日本法人が東北3都市(仙台・福島・青森)でのサービス提供開始について報道発表を行い、地方においても展開を加速させていくという方針を感じさせた。大阪と同様、2019年1月中のサービス開始を目指しているようだ。
タクシー配車アプリにおいては、JapanTaxiなどのタクシー事業者系アプリは既に全国展開を果たしているが、中国DiDiなどの外資系やDeNAなどの非タクシー事業者による配車アプリについては、まだ地方での展開に関する目立った動きはない。このことから、ウーバーは都市圏以外でいち早くユーザー獲得に乗り出した形であると言えそうだ。
報道発表によれば、ウーバーの日本法人Uber Japanは、宮城県仙台市の仙台中央タクシー、福島県郡山市の西条タクシー株式会社、青森県青森市の成長(なりちょう)タクシーの3社と既にパートナーシップを結んだ。
【参考】関連記事としては「【最新版】タクシー配車アプリや提供企業を一挙まとめ 仕組みも解説」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 19, 2018