パイオニア株式会社(本社:東京都文京区/代表取締役:森谷浩一)が、3D-LiDARの出荷を9月から開始することが明らかになった。2018年モデルとして出荷する予定で、パイオニアは「開発は順調に進捗」としている。
LiDARは自動運転の「目」とも呼ばれ、光技術を使ったセンシングで自動運転車の周辺環境を検知するものだ。パイオニアは自動運転向け高精度地図のデータ収集を世界的に展開するオランダのHERE社との連携強化なども行い、より自動運転領域でのビジネス拡大を図る。
パイオニアが2018年8月6日に発表した2018年4~6月期の連結決算では、最終損益が66億円の赤字だったが、売上高は1%増の838億円に伸びている。パイオニアは成長市場である自動運転部門に今後より注力し、巻き返しを図りたい考えだ。
【参考】パイオニアの3D-LiDARについては「パイオニア社の走行空間センサー、NVIDIAの自動運転用ソフトウェア開発キットに対応|自動運転ラボ 」も参照。
パイオニア社の走行空間センサー、NVIDIAの自動運転用ソフトウェア開発キットに対応 https://t.co/4ky0R06URH @jidountenlabさんから
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 7, 2018