日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要6転職サイトにおける2023年12月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。
■自動運転:前月比1.1%減の2万8,627件
「自動運転」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は2023年12月末時点で、前月比1.1%減、前年同月比1.7%増の2万8,627件だった。
サイト別では、Indeedが前月比2.8%減の2万2,473件、dodaが同5.1%増の4,561件、リクナビNEXTは同8.6%増の1,333件、マイナビ転職が同11.6%増の125件、ランスタッドは前月と変わらず78件、エン転職は同3.4%減の57件となっている。
■技術者求人の技術領域が多様化
自動運転分野に関しては、技術の商用展開に向けて事業企画職などの求人も増えているが、依然として求人のうち多数を占めているのが、エンジニア求人となっている。
一方、求められるエンジニアの技術領域は多様化している傾向があり、自動走行中の認知・判断に関する技術から経路最適化に関する技術まで、さまざまだ。
■MaaS:前月比9.8%減の1,388件
「MaaS」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は2023年12月末時点で、前月比9.8%減、前年同月比28.2%減の1,388件だった。
MaaS関連では、自動車メーカーがMaaS領域のモビリティサービスの展開に動いていることもあり、大手OEMによる求人も増えている印象だ。求人職種としては、新規事業企画などが多い。
【参考】関連記事としては「自動運転求人、前月比24.6%増の2万8,934件 2023年11月調査」も参照。